MLB歴代1位通算4256安打のピート・ローズ氏にコルクバット使用疑惑が再浮上し日米で話題となったが、24年前には“後…

 MLB歴代1位通算4256安打のピート・ローズ氏にコルクバット使用疑惑が再浮上し日米で話題となったが、24年前には“後輩”が試合中にコルクバットを使用し処分を受けている。

 1996年7月29日に行われたレッズ対アストロズ戦。内角直球に詰まったクリス・セイボー内野手の打球は遊飛となりバットは真っ二つに粉砕。なんてことない一幕だったが、審判団は折れたバットの先を拾い上げ確認することに。バットの中身にコルクが入っていた空洞がはっきりと確認されると、セイボーは7試合の出場停止処分と球団には罰金が科せられることとなった。

 MLB公式YouTubeではその貴重な瞬間を捉えた動画が上がっており、すでに1400万再生回数を超える反響ぶりとなっている。セイボーは当時、自身の使っていたバットがコルク入りだとは知らなかったようでファンも同情の声を上げている。

「彼は明らかに仕組まれていたんだ。チーム全員がジョークを飛ばしているよ」

「退場になったのはあの髪型のせいだ」

「彼はハメられたんだよ。爆笑しているベンチの選手たちを見てごらん」

「ハハハ、ベンチの選手たちが彼を見て笑ってるよ!! (コルク)が詰められていると彼らは知っていたんだね」

 確かにベンチのナインたちは笑顔を浮かべており、セイボーは“被害者”だったかもしれない。(Full-Count編集部)