現地7日、ATP(男子プロテニス協会)はオンライン学習プラットフォームであるCourseraとの提携を発表した。これにより、ATPの男子テニス選手はCourseraが提供するオンライン学習コー…

現地7日、ATP(男子プロテニス協会)はオンライン学習プラットフォームであるCourseraとの提携を発表した。

これにより、ATPの男子テニス選手はCourseraが提供するオンライン学習コースを、無料で無制限に利用することができる。

ビジネス、テクノロジー、データサイエンス、自己啓発、メンタルヘルスなど4,000ものコースが世界トップレベルの大学などから提供され、選手人生にも、引退後の人生にも役立つスキルが学べることになる。

ATPの会長は「我々には選手たちをケアする義務があり、これは選手としてのキャリアの後の長期的な視点で考えるための絶好の機会となる。Courseraが提供するオンラインプラットフォームと多様性は、自宅での学習だけでなく、ツアーが再開された後の移動中にも完璧にフィットする」とコメント。

新型コロナウイルスの影響のため、現在ツアーは少なくとも7月12日までは中断することが決まっている。世界的に外出自粛・禁止となっているため、選手の多くは満足のいくトレーニングができておらず、その期間を有意義に使えることになる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2017年「ATP1000 インディアンウェルズ」でのアンディ・マレー

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)