ギボンズ氏が地元紙に明かす「来週にはより明確に」 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)とWBO世界王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)との3団体統一戦は新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となっていた…

ギボンズ氏が地元紙に明かす「来週にはより明確に」

 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)とWBO世界王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)との3団体統一戦は新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となっていたが、カシメロのプロモーターを務めるショーン・ギボンズ氏は再戦予定日を「7月25日」と明言。モンスターの2020年初戦の道筋が見えてきた。フィリピン地元紙「フィリピンスター」が報じている。

 4月25日(日本時間26日)に米ラスベガスで開催予定だった統一戦。カシメロは現地に残ってトレーニングを続けている。新型コロナ禍はまだ終息をみない状況だが、所属する「MPプロモーションズ」のギボンズ氏は3団体統一戦の“Xデー”について言及している。

「来週にはより明確な青写真が見えてくる。しかし、現時点では7月の最終土曜日を我々はターゲットにしている。それは7月25日だ」

 両陣営が日程を定めた理由は互いのモチベーションに関係しているという。

 ギボンズ氏は「試合日が決まらなければ、トレーニングで強度を維持できない。集中も難しい。だが、これで試合日が決まったので、誰もがワクワクしている。真剣なモンスター狩りビジネスに戻ることになる」と話しているという。

 記事では契約上、無観客試合で、ゴングの前に両ファイターに消毒液が散布されることになるという可能性も指摘している。(THE ANSWER編集部)