ワシントン・ウィザーズに加入した八村塁は、実家から10000km以上離れたアメリカの地で暮らしている。

 NBAドラフト1巡目指名を受けてから3カ月後、八村の代理人は、世界65カ国に拠点を置くデンマークの高級家具ブランド「BoConcept(ボーコンセプト)」にコンタクトを取り、彼のアパートに家具の手配を依頼。それを受けた「BoConcept」のインテリアデコレーター太田有香は、同社のジョージタウン支店と連携し、ウォークインクローゼット、特注のウルトラサイズマットレス、ゲーム用のモジュール式ソファなど、八村のライフスタイルにマッチしたレイアウトを提案した。

 アメリカの「BoConcept」でマーケティングディレクターを務めるスティーン・ニッグは、『NBC Sports Washington』との電話インタビューにおいて、以下のように答えている。

 

「八村選手は、日本のデザインとの親和性から、BoConceptのことを非常に気に入ってくれました。日本とスカンディナヴィアは150年以上前からデザイン面で協業しており、弊社は日本のデザインとも非常に相性が良いと感じております」

「アメリカでは明るい色やレザーが好まれますが、日本では暗い色と布地のテキスタイルが主流で、八村選手も日本仕様のインテリアデザインを希望されていました」。

 八村は、BoConceptの映像内で「洋服でも、車でも、基本的にはシンプルでクールな雰囲気のものが好きです」と自身の好みを説明。「だから、洗練されつつも、気の利いたBoConceptのデザインは僕の価値観にとてもマッチしています」。

八村の希望を叶える完璧な家具たち


 BoConceptは、八村の要望を吸い上げ、オーダーメイド家具を製作。ニッグ曰く、ウィザーズの#8は実物を見て、興奮した様子で「まさに僕が欲しかったものです」と答えたという。

 ジョーダン ブランドと契約する八村は、自身が所有するスニーカーコレクションを収納するべく、ウォークインタイプのスニーカークローゼットを求めていた。「彼は膨大な量のスニーカーを所有しており、足のサイズは34cmもあります。普通のクローゼットではとても収まらないため、彼は自身のコレクションにフィットするものを探していました」。綺麗に整頓されたシューズクローゼットは、これから増え続けるであろうコレクションを想定して、十分なスペースが確保されている。


 また、大のゲーム好きとしても知られる八村は、ソファにも並々ならぬこだわりがあり、203cmの身体でものびのびと過ごせる十分なスペースが必要だった。

「ソファは僕にとって、とても重要なインテリアです。大きくて、座り心地が良く、身体を伸ばしてリラックスできるものをセレクトしました。背もたれの高さも簡単に調整できますし、色、生地ともにシックなので、とても気に入っています」

 現在、八村は一人暮らしだが、家族が遊びに来た際に快適に過ごしてもらえるような空間でもなければいけなかった。もちろん、団欒するためのダイニングテーブル&チェアもサイズ感があり、部屋の雰囲気とマッチするものが置かれている。

「今は一人暮らしですが、頻繁に遊びに来てくれる家族とも楽しめるような空間になったと思います」

「BoConceptが用意してくれた家具のおかげで、自分の家でくつろげるようになりました。大きさ、素材などすべてが自分にマッチしていると感じています」

 オフを過ごすプライベート空間は、トレーニング施設以上に大切なスペース。自宅で悠々自適に過ごし、回復に努めることで、さらなるパフォーマンスの向上が期待できそうだ。

文=Meiji