コンチネンタル(Continental)は5月4日、パワートレイン部門を独立させた新会社「ヴィテスコ・テクノロジーズ」が自動車ブランドコンテストで2つの賞を獲得した、と発表した。ヴィテスコ・テクノロジーズは2019年4月から、コンチネンタル…

コンチネンタル(Continental)は5月4日、パワートレイン部門を独立させた新会社「ヴィテスコ・テクノロジーズ」が自動車ブランドコンテストで2つの賞を獲得した、と発表した。

ヴィテスコ・テクノロジーズは2019年4月から、コンチネンタルから独立した企業として事業を開始した。「ヴィテスコ」とは、生命を意味するラテン語の「vita」に由来し、エネルギー、スピード、敏捷性というイメージを想像させるものとした。

ヴィテスコ・テクノロジーズでは、内燃エンジン事業に加えて、ハイブリッドや電動ドライブシステムを含むすべての事業やバッテリー事業を手がけている。パワートレイン電動化の分野において長年の経験を積み、単一の動力源からパワートレインの完全な電動化を実現できるシステムサプライヤーとして、48ボルトシステム、トランスミッションシステム&アクスルの統合ハイブリッドソリューションから、高効率のパワーエレクトロニクス完全Eドライブ、インテリジェントなエネルギーと熱管理を通して最適化された充電エレクトロニクス、バッテリー管理システムなど、商品ラインナップは幅広い。

このヴィテスコ・テクノロジーズが、1953年に設立されたドイツデザインカウンシルが主催する自動車ブランドコンテストにおいて、2つの賞を獲得した。同賞は13のカテゴリーと4つの特別なカテゴリーで構成されており、ヴィテスコ・テクノロジーズは、「ブランドデザイン」と「デジタル」の2つの部門において、受賞となった。

ヴィテスコ・テクノロジーズは、ブランドアイデンティティカラーとして、黄色と白の組み合わせを使用している。ウェブサイト、ソーシャルメディアなど、すべてのデジタルチャンネルにおいて、まったく新しい新鮮さを表現した、としている。