80年代のタイソンのディフェンスにESPNが脚光「守りのスキルも忘れるな」 ボクシングの元ヘビー級3団体王者マイク・タイソン(米国)。強打を武器にKOの山を築いたハードパンチャーとして知られているが、ディフェンスのスキルも超一流だった。相手…

80年代のタイソンのディフェンスにESPNが脚光「守りのスキルも忘れるな」

 ボクシングの元ヘビー級3団体王者マイク・タイソン(米国)。強打を武器にKOの山を築いたハードパンチャーとして知られているが、ディフェンスのスキルも超一流だった。相手のパンチをまるで闘牛士のように優雅に交わす実際の映像を米スポーツ専門局「ESPNリングサイド」がツイッターで公開すると、海外のファンからは「蝶のように舞っている」「史上最強」などと懐かしむ声が上がっている。

 ハードパンチと、ヘビー級では圧倒的なスピード。そしてディフェンス。これがタイソンの武器だった。脚光を浴びているのは、1986年5月のジェームス・ティリス戦だった。ガードを高く上げたピーカブースタイルで、一回り大きい相手の強打をひらりひらりと交わすタイソン。左右に深く沈み込む高速ダッキングでパンチをかいくぐり、スウェーで華麗に避ける。

 そしてパンチを避けた後の左フックで相手をマットに沈める。圧巻のフットワークとパンチ力が際立ったタイソンの動きを、同メディアは「タイソンの守りのスキルも忘れるな」とキャプションを添えて動画付きで投稿。キレキレの動きに、ファンからは続々と興奮の声が上がっている。

「80年代のマイクは特別、100点」
「彼が戦うと決めたら、倒すことはできない」
「史上最強」
「彼のスピードも」
「蝶のように舞っている」
「ジーニアス」
「彼の右はすさまじい。それが他のヘビーウェイト級のボクサーとの違いだ」
「ライト級みたいな動きだな」
「最高にアメージング」

 80年代が全盛期とされるタイソン。当時の圧倒的なスピード&パワーは今も語り草だ。53歳でのリング復帰が話題となっている今、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみだ。(THE ANSWER編集部)