現地5日、国際テニスの7団体が合同でテニス選手救済プログラムを立ち上げたことを発表した。このプログラムを立ち上げたのは、ATP(男子プロテニス協会)、WTA(女子テニス協会)、ITF(国際テニ…

現地5日、国際テニスの7団体が合同でテニス選手救済プログラムを立ち上げたことを発表した。

このプログラムを立ち上げたのは、ATP(男子プロテニス協会)、WTA(女子テニス協会)、ITF(国際テニス連盟)、そしてグランドスラム4大会のそれぞれの運営だ。

テニスツアーは新型コロナウイルスの影響のため、少なくとも7月12日までは中断することが決まっている。試合がないために、特に下位ランキングの選手たちは、経済的に苦しい立場に置かれている。

今回の選手救済プログラムでは、経済的な支援を必要としている男女シングルス・ダブルスの選手800人が対象となる。

7団体からの寄付金に、選手からの寄付金や、チャリティーオークション、オンラインテニス大会からの寄付金を加えて総額600万ドル(約6億3,700万円)以上の支援を行うという。

仮に均等に配分された場合、対象者は一人7,500ドル(約80万円)の援助を受けることになる。

(テニスデイリー編集部)

※為替レートは2020年5月6日時点

※写真は「全豪オープン」でのジョコビッチ

(Photo by Cameron Spencer/Getty Images)