ニック・キリオス(オーストラリア)は、テニスよりもバスケットボールに愛着があることを公言しているが、今や彼のバスケへの情熱ははっきりと目に見える形で示された。キリオスはInstagramに動画…

ニック・キリオス(オーストラリア)は、テニスよりもバスケットボールに愛着があることを公言しているが、今や彼のバスケへの情熱ははっきりと目に見える形で示された。キリオスはInstagramに動画を投稿し、右腕を覆うように施された故コービー・ブライアントとレブロン・ジェームズ、そしてエアジョーダン1のスニーカーのタトゥーをお披露目した。キリオスのタトゥーはプロテニス選手たちのタトゥーの中で一番最近彫られたもの、かつ、一番大胆なものだが、本格的なタトゥーを入れているのは彼だけではない。テニス界で特に目立つタトゥーを、米テニスメディアのBaselineが集めて紹介している。

スベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)はいくつかタトゥーを入れているが、中でも背中一面に彫られた翼の絵は、最も手の込んだものだ。

スタン・ワウリンカ(スイス)が入れている劇作家サミュエル・ベケットにちなんだタトゥーは、多くの注目を浴びた。ベケットの名言「Ever tried. Ever failed. No matter. Try Again. Fail again. Fail better(何度も挑んでは失敗した。気にしない。また挑んで失敗すればいい。よりよい失敗をすればいいのだ)」が彫られている。

素晴らしいサーブを持つカロリーナ・プリスコバ(チェコ)のタトゥーもまた、見事なものだ。彼女は左腕と左の太ももにマオリのタトゥーを入れている。

多くの人がダスティン・ブラウン(ドイツ)のタトゥーはボブ・マーリーだと思ったが、実は違う。これは彼の父のリロイ氏の顔である。さらに母の日には、そこに母の顔のタトゥーを追加した。

アリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)のタトゥーはテニス界でもとりわけ獰猛そうだ。左の前腕に咆哮を上げる虎が描かれている。

ベサニー・マテック サンズ(アメリカ)は、右腕にすばらしくカラフルな花束のタトゥーを入れている。

ボルナ・チョリッチ(クロアチア)が右腕の力こぶのところに入れているタトゥーは明快だ。「There is nothing worse in life than being ordinary(人生で普通である以上に悪いものは無い)」と書かれている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2020年「カタール・トータル・オープン」でのサバレンカ

(Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)