元バレーボール日本女子代表の大山加奈さんは自身のブログを更新し、「バレーボーラーのみなさんへ」と題してバレーボールに打ち込む若者を思いやった。

大山さんは冒頭で「大きな目標がなくなってしまい、目の前が真っ暗になってしまっているひとも少なくないと思います」とコメント。自身も日本一を目指してバレーボールに打ち込んでいたことを踏まえて「だからもし自分が今中3だったら…高3だったら…と考えると胸が痛くて痛くて…」と思いを馳せ、「どこにもぶつけようのない怒りや悲しみ、悔しさ…。命や健康がなによりも大切と言うことはわかっているけどそう簡単に受け入れることはできないですよね…。わたしだったら泣き叫んでいたと思います。そのくらい懸けてきたから」と生徒たちの思いを代弁した。

さらに、目標を見失ったバレーボーラーへ向けて「大きな目標がなくなってしまい目の前が真っ暗になってしまっているひとも少なくないと思います」と述べ、「だから今の感情に無理にふたをせず、泣きたかったら泣いて、叫びたかったら叫んで、胸にため込まずに外に出しましょう」と提言。「自分より大変な思いをしてるひとがいるとか、仕方のないことだからとかと思う気持ちも大切です。でも今はそんな風に良い子になろうとしなくて良いのです。自分の心に正直になってください。前に進むために大切なことだから」とメッセージを送り、「みんなのためにわたしになにかできることはないか考えます。みんなの笑顔に会える日がくることを願います」と結んだ。

大山さんは成徳学園高校(現・下北沢成徳高校)時代に、主将としてインターハイ・国体・春高バレーの3冠を達成。東レアローズ女子バレーボール部に入部後アテネオリンピックに出場するなど、力強いスパイクを武器に日本を代表するプレーヤーとして活躍した。2010年に現役を引退しキッズコーディネーショントレーナーの資格を取得し、全国での講演活動やバレーボール教室に精力的に取り組み幅広く活動している。