スポーツロスに嘆くファンへ「名珍場面特別編」―17年に日本で着用した衣装が話題に 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くのスポーツイベントが延期、中止を余儀なくされている。スポーツロスに嘆くファンへ向け、過去の様々な競技で盛り上がったシー…
スポーツロスに嘆くファンへ「名珍場面特別編」―17年に日本で着用した衣装が話題に
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くのスポーツイベントが延期、中止を余儀なくされている。スポーツロスに嘆くファンへ向け、過去の様々な競技で盛り上がったシーンを「名珍場面特別編」としてプレーバック。今回は17年4月にフィギュアスケートのエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)が演じたセーラームーンだ。世界国別対抗のエキシビションが話題を呼んだ。
まるでアニメからそのまま飛び出してきたようだった。4月の世界国別対抗のエキシビション。演じたのはアニメ「美少女戦士セーラームーン」のオープニングテーマだ。主人公の月野うさぎを模したタイトな白のセーラー服に青のミニスカートで熱演。赤いソックスを穿いた長い手足を生かした抜群のスタイルは、実写版のアニメキャラのようだった。
「月に代わっておしおきよ」の決め台詞で、ファンのハートを打ち抜いた。もともと日本のアニメ好きの親日家。直前の世界選手権で2連覇を達成し、世界国別対抗でも圧巻の演技を見せていた。当時は本田真凜がインスタグラムで、衣装のまま月野うさぎの決めポーズしている画像を「メドムーン」と題して公開。ファンから「最高にかわいすぎる」などと大反響を呼んだ。
これにより、メドベージェワはフィギュアファン以外にも多く知られる存在に。また、米スポーツ専門局ESPNが「トレードマークの太もも上まで伸びた靴下を穿き、メインキャラクターに似せた服を着て、メドベージェワは明快にキャラに入り込んで楽しんでいた。そして、観衆は見るからに彼女の努力に魅了されていた」と報じるなど、世界でも話題を呼ぶことになった。
メドベージェワは今年6月に自身が主演を務めるアイスショー「美少女戦士セーラームーン プリズム オン アイス」を横浜で予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、1年延期に。事態が終息すれば、再び「月に代わっておしおきよ」と決めポーズを見せてくれることを多くのファンが待ち望んでいる。(THE ANSWER編集部)