[記事提供:健康わくわくサイト 人生100年時代に役立つトレヴィアをお届けします]

自分に合った踊り場のある階段


ジョギング習慣を与えてくれた小金井公園のこみち

 今回はちょうど12年前にジョギングと出会った時のお話です。

 正直いって、たばこを吸う習慣がありました。大した運動もしないので、身長の割にはからだが重かった。確か80Kg超はありました。暴飲暴食で完全なメタボ体形でした。周りの景色が黄色く見えたり、暑くもないのに汗をかいたりといった自覚症状があったのです。素人考えで「肝臓に脂肪が纏わり付いて、結構ガタがきているだろうな。」と、他人事のように思っていました。その頃、妻がウォーキングを始めて1ヶ月位経っていました。疑いもなく、ぜい肉が落ちてスリムになっているんです。体型にダイエット効果が表れていました。


 ある天気の良い日曜日、暇だったので軽くお付き合い程度で、自宅近くの小金井公園に行きました。先ずは準備体操を。少しジャンプしたらすぐにめまいが来た。足が地に付いていないような感覚に襲われました。確かに身構えてジャンプすることすら久しぶり。あれっ!と思いながら、園内のいこいの広場(外周約1.2Km)を軽くジョギングしようと走り始めたところ、数10メートル続けて走るのがやっと。4回くらい休まないと一回りできないのです。小学生の頃からスポーツには自信があったし、陸上競技やバスケットボール部員だったので、その時は愕然としました。

 からだの変調に気付いて運動不足と実感した私は・・・、

① とにかく毎週1度はこの公園に来る。(ウォーキング?いや散歩程度で良し;有酸素運動)
② 深呼吸(末梢血管を広げる呼吸法)しながら準備体操する(ストレッチ;柔軟運動)
③ いこいの広場を3回くらい休みながらスロージョギングする(再び有酸素運動)と決めました。

 今思えば、あそこまで不摂生な生活習慣だったのに、よくもハードルの高い運動メニューを自分に課したものだなぁと感心します。けど、あの時に味わったからだの異常を、強烈に感じたことが行動変容につながったのではないでしょうか。その後、自分で作った下記のメニューを、階段を登るようにすこしずつ、からだに負荷を与え始めました。

(1) いこいの広場を休まないで1周ジョギングする。
(2) それを2周,3周と増やしていく。
(3) いこいの広場からSL展示場やわんぱく広場 ~ ユーカリ広場 ~ つつじ山広場へと足を延ばす。
(4) 公園の敷地(外周約5Km)を、休んでもいいから1周してみる。

このような計画を始めて数か月経った頃、汗を流す事が、なんて気持の良いことなんだろうと気が付く自分が居たのです!!物事は楽しまないと継続しないと実感しました。

・今すぐ読みたい→
朝と夜で違うんです。ジョギングは朝と夜、どっちの方が効果的? https://cocokara-next.com/fitness/effective-jogging/


 運動したあと、自分にうれしいことが待っていたんですね。趣味でマラソン大会に出て完走できたことでも、私のように単純にすがすがしい体験を期待してもいいです。仕事が終わって皇居の周りを走る有志たち。「仕事したあとなのに、なぜ走るのですか?」と質問されたメンバーたちは「走ったあとに飲む一杯のビールのため」という新聞記事を読んだことがあります。是非みなさんも自分がうれしくなることを見付けて下さい。

 それともうひとつ大切だなぁと思うことがあります。物事は継続しなければ結果が見えてこない。「継続は力なり。」といいますね。「今の自分に合った運動を続ければ、そのうち何かが起こるだろう。」という軽い気持ちで、それを継続できることから始めてみる。たった10分間からだを動かしてみるという『+10』を実行するのもよろしいですね。そうすると自分だけではなく、社会全体の実現可能性(フィージビリティ)が高まると思うのです。(※)

 自分が「よし!ここまではできるようになったぞ!さてと、次のステップに上りましょうか!」という気持ちになるまで、欲張らなくてもいい。次の階段を登るまでの踊り場の広さを気にしてはいけないのです!

 自分に合った踊り場のある階段を上る。

 自分が決めたことをこつこつと続けていくうちに、もっとジョギングが止められなくなる出来事が起こったのです。

出典;(※)健検公式テキスト 増補改訂版 身体活動量を増やす

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※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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朝と夜で違うんです。ジョギングは朝と夜、どっちの方が効果的? https://cocokara-next.com/fitness/effective-jogging/

株式会社SOily 代表取締役 岡本 頼幸


幼少時代から生命の不思議に取り付かれてきました。
生体の分化発生の不思議を研究 ~ 免疫検査を通しての患者様への想い ~ 医療・健康機器のユーザー様から頂いた奉仕の心・・・。
これらのことから医療・健康の大切さを、長年にわたって実感して参りました。
今、予防医療というポピュレーションストラテジーが重要になっています。
更に「競技スポーツ」に「健康スポーツ」という親しみ易い概念も取り入れようとしています。
みなさまが人生の目的を達成するために大切な、「健康」についてのトレヴィアをお届けしたいと思っています。
みなさまの目となり耳となりそして足となって得た豆知識を、私の経験を交えてできるだけ分かり易くお伝えできれば幸いです。