「僕はケガをしていなければ、新人王の投票で1位か2位に入るかもしれないと思ってた」と大胆発言


 4月30日(現地時間29日、日付は以下同)。マイアミ・ヒートの新人ガード、タイラー・ヒーローが『ESPN』のインタビューに応じ、チームのトレーニング施設の使用解禁や新人王レースについて語った。

 NBAは新型コロナウイルスの影響により、レギュラーシーズンを中断して約7週間が経過したのだが、選手たちは所属チームのトレーニング施設を使用できておらず、自宅でワークアウトをせざるをえない状況にいる。

 だが、自宅待機要請されてきた都市の一部が、今後解除されることを受けて、早ければ5月9日にも個人としてチームのトレーニング施設でワークアウトやトリートメント(治療)を行うことができる見込みとなっている。

 20歳のルーキーはトレーニング施設解禁について「できるだけ早く使えるようになれるといいね。皆が安全であることを願うし、施設の中で再びワークアウトを始められることをすごく楽しみにしてる」と話していた。

 シーズン中断時点でイースタン・カンファレンス4位(41勝24敗)のヒートは、もし今後シーズンが再開されたとしても、プレーオフ出場はほぼ確実。ジミー・バトラー、バム・アデバヨという2人のオールスターを擁するチームの中で、ヒーローはルーキーとしてローテーション入りしている。

 ここまで平均27.2分12.9得点4.0リバウンド1.9アシストを記録しており、3ポイントは平均2.1本を成功、成功率も39.1パーセントと高精度。だが2月4日のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦で右足首を痛めたため、15試合連続で欠場。3月12日のシャーロット・ホーネッツ戦でようやく復帰したばかりだっただけに、ヒーローはシーズン再開が待ち遠しいようだ。

「戻ってくることを楽しみにしてるのは間違いないね。僕はケガをしていなければ、新人王の投票で1位か2位に入るかもしれないと思ってたから。だからこそ、コートに戻ってそれを証明したい」とヒーローは言う。

 今季の新人王レースは、実績面でジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)、インパクトの面ではザイオン・ウィリアムソン(ニューオーリンズ・ペリカンズ)がリードしているため、仮にケガをしていなくとも、ヒーローがトップ2に入ることはないというのが大方の予想。

 ただ、その負けん気の強さ、アグレッシブな姿勢こそがヒーローの強みでもある。勝負どころでも物おじせずにビッグショットを放ち、決めてしまう強心臓の持ち主だからこそ、大胆発言ができるのだろう。