中国・北京で開催されている「チャイナ・オープン」(ATP500/10月1~9日/賞金総額291万6550ドル/ハードコート)のシングルス2回戦で、トップシードのアンディ・マレー(イギリス)がアンドレイ・クズネツォフ(ロシア)を6-2 6…

 中国・北京で開催されている「チャイナ・オープン」(ATP500/10月1~9日/賞金総額291万6550ドル/ハードコート)のシングルス2回戦で、トップシードのアンディ・マレー(イギリス)がアンドレイ・クズネツォフ(ロシア)を6-2 6-1で下して準々決勝に進んだ。マレーは次にデビスカップのチームメートで、今大会は予選から出場のカイル・エドマンド(イギリス)と対戦する。エドマンドは2回戦で第7シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)を6-4 4-6 6-4と、フルセットで破って勝ち上がった。

 マレーとエドマンドは先月のデビスカップ準決勝「イギリス対アルゼンチン」戦でプレーして以来の大会出場となる。

 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)の欠場により第1シードとなったマレーは、彼にとって3度目のチャイナ・オープンをプレーしている。マレーは初出場のときに準々決勝へ、2度目は準決勝まで進んでいる。今大会で、ジョコビッチとのポイント差を少しでも縮めたいところだ。

 マレーはクズネツォフに対し、序盤でサービスゲームを2度落としたものの、第5ゲームからは圧勝した。  先々週、ツアー初優勝を果たしたばかりの19歳、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)はジャック・ソック(アメリカ)を6-4 6-2で倒し、準々決勝で第5シードのダビド・フェレール(スペイン)と対戦する。フェレールは2回戦でファビオ・フォニーニ(イタリア)に6-3 6-4で勝利した。

 フェレールは今季の初タイトルを目指しており、彼は2006年を除き、毎年、最低でも一つはタイトルを獲得してきた。

 そのほか、この日は1回戦の残りすべてが行われ、第8シードのリシャール・ガスケ(フランス)、パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)、マレク・ジャジリ(チュニジア)、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、予選勝者のアドリアン・マナリノ(フランス)が勝ち進んだ。

 それにより2回戦の顔合わせは、ガスケ対カレーニョ ブスタ、ジャジリ対第3シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、第6シードのルカ・プイユ(フランス)対ディミトロフ、マナリノ対第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)となった。(C)AP(テニスマガジン)