暫定ながら米国は8月から地区大会実施へ

 新型コロナウイルス感染拡大が世界的に深刻化している状況を受け、東京五輪は1年延期となったが、米国水泳連盟は8月に地区大会を実施する暫定的な日程を明らかにした。AP通信が報じている。

 3月下旬に東京五輪の延期が決まる前、米国水泳連盟は延期を求めていた。続いて同国の陸盟も開催延期を要請。世界的な情勢が考慮され、最終的に東京五輪延期の決断が下された。「プールへ:米国水泳連盟が暫定のスケジュールを発表」と報じたAP通信によると「新型コロナウイルス感染拡大で今後の状況はまだ誰にも分からないものの、米国水泳連盟は競技再開を計画している」としている。さらにこう続けられている。

「同連盟は今週月曜(27日)、8月からの地区大会の暫定スケジュールを発表した。国内大会は11月頃から始まり、翌年のネブラスカ州オマハでの代表メンバー選考レース、東京五輪へと連盟の活動は続いていく」

 これに対し、現在アリゾナでトレーニングを行っているリオ五輪代表のハリ・フリッキンジャーはAP通信の取材に対し「少し希望が持てました。私を含め、誰も今後どうなっていくかわかりませんが、少なくとも未来への見通しを持つことができた気がします」と語ったという。

日程は流動的、リオ3冠選手「フレキシブルな心構えで」

 同連盟の最高執行責任者のマイク・アンガー氏は「分かっている通り、平常時ではありませんが、それを取り戻そうとしなければなりません。そのため、プランAだけでなく、BやCと用意する必要があります」とコメント。リオ五輪で3冠を達成したライアン・マーフィーは「活動再開に向けた準備を進めていきますが、この危機を切り抜けたと言えるまでは、フレキシブルな心構えでいます」としているという。

 記事によると、米国水泳連盟は7月から8月上旬に行われる予定だった国内の全大会をすでに中止していた。地区大会は、選手、コーチ、関係者らの移動や安全面に十分な注意を払って8月下旬に行われる予定としている。

【11月以降のスケジュール(TYRプロ・スイム・シリーズ)】
11月5~8日:バージニア州リッチモンド
1月13~16日:テネシー州ノックスビル
3月3~6日:テキサス州サン・アントニオ
4月8~11日:カリフォルニア州ミッションビエホ
5月12~15日:インディアナ州インディアナポリス(THE ANSWER編集部)