トレーナー転身のメイウェザー、タイソンが成功を約束する理由とは

 ボクシングの元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー氏(米国)は、トレーナーに転身することが明らかとなっていたが、伝説のヘビー級王者マイク・タイソン氏(米国)は「マネー(金の亡者)」の異名を持つ男のセカンドキャリアに期待を寄せている。米メディア「TMZスポーツ」が報じている。

 元トレーナーの叔父ロジャー氏の死去、新型コロナウイルスの拡大感染などによる心境の変化を告白し「世界一のトレーナーになる」と語っていたメイウェザー。50戦無敗の王者の転身について、同メディアは「マイク・タイソン『フロイドは偉大なトレーナーになる。ボクシングは彼の人生なんだ』」の見出しで記事を掲載。こう続けている。

「もし、フロイド・メイウェザーがトレーナーを目指した場合、きっと最高のトレーナーになるだろうということをマイク・タイソンが『TMZスポーツ』に語った。フロイドは今月初旬に新しい情熱を明かしていた。彼の知識を生かして、ボクシングの次の世代を手助けしたいと言っていたのだ」

 メイウェザーは、元2階級世界王者で引退後のキャリアを支えてくれた名伯楽ロジャー氏が3月17日に死去。元交際相手で3人の子供をもうけていたかつての内縁の妻、ジョージー・ハリスさんが死亡したことが判明した上に、今月4日には実子で19歳の娘・イアンナが交際相手を巡るトラブルで女性を刃物で刺し、逮捕されるという悲運が続いていた。

 そんな最中、自身のインスタグラムで甥・クリス君にミット打ちを指導する動画を公開。パンチを打つ際の構え、姿勢などを丁寧に指導する姿を見せ、長男・コウランとのトレーニング動画も公開していた。新型コロナウイルスの感染拡大という非常事態で人生を見つめ直し、トレーナーに転身する意気込みを海外メディアが伝えていたが、タイソンも太鼓判を押している。

「偉大なトレーナーは偉大な選手とは限らないが、あいつは偉大なトレーナーになるだろう。あいつは練習の虫だ。だからそう思うんだ」

タイソン「あいつはパーティー翌日もジムに戻ってくる」

 TMZスポーツは伝説のヘビー級王者のコメントを紹介。メイウェザーといえば、「マネー(金の亡者)」の異名でヒールのイメージが強いが、タイソンは“裏の顔”として異なる印象を強調している。こう続けた。

「お前たちは、あいつがクラブに行くことをたまに目撃するかもしれない。でも、あいつは25年間毎日ジムに行って練習しているんだ。パーティーに行ったとしても、次の日はジムに戻ってくる。寝ている時も何をするか考えているんだ」

 隠れた努力について語ったタイソン。記事では「タイソンはフロイドの体がいつも仕上がっていて、いつでも戦える準備ができていると指摘した。そして、メイウェザーが他のボクサーが持っていない規律の正しさを持っていることを話した」と説明。トレーナー転身で新たな伝説を打ち立てる選手を育てられるか。メイウェザーの第二の人生にも注目が集まりそうだ。(THE ANSWER編集部)