ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は9月29日、フランスで開幕したパリモーターショー16において、「ワールドグリーンカー2017」の第1次選考11台を発表した。ワールドグリーンカーは、ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)の部門…
ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は9月29日、フランスで開幕したパリモーターショー16において、「ワールドグリーンカー2017」の第1次選考11台を発表した。
ワールドグリーンカーは、ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)の部門賞のひとつ。今回は2015年秋から2016年秋にかけてデビューした新型車の中から、最も環境性能に優れた1台を決定する。
条件は、2017年春まで生産と販売を継続しており、世界2大陸以上で販売していること。つまり、欧州専用車、北米専用車、日本専用車などは選考対象から外される。世界20か国以上、およそ70名のジャーナリストに、環境技術の権威5名が加わり、投票を行う。
ワールドグリーンカー2017の第1次選考11台は、以下の通り。
アウディQ7 e-tron 3.0 TDIクワトロ
BMW 740e iパフォーマンス
シボレー・ボルト
シボレー・マリブ
ホンダ・クラリティ・フューエルセル
ヒュンダイ・アイオニック
キア・ニロ・ハイブリッド
メルセデスGLC 350e
テスラ・モデルX
トヨタRAV4
トヨタ・ プリウス・プライム(プリウスPHV)
トヨタから、新型『プリウス プライム』(『プリウスPHV』)と『RAV4』の2台がノミネート。PHV(プラグインハイブリッド車)とハイブリッド車という異なるパワートレインで、環境性能をアピールする。
ホンダは新型燃料電池車、『クラリティ・フューエルセル』がノミネート。アウディ、BMW、メルセデスベンツのドイツ3ブランドは、それぞれPHVが第1次選考に名前を連ねる。
ワールドグリーンカー2017は2017年4月、米国で開催するニューヨークモーターショー17で発表される予定。前回は、トヨタの燃料電池車、『MIRAI』(ミライ)がワールドグリーンカーに輝いている。
トヨタ RAV4 ハイブリッド
ホンダ クラリティ フューエル セル