井上―カシメロ戦の前座予定だったWBO1位グレア「俺はイノウエ戦を求めている」

 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は、25日(日本時間26日)に米ラスベガスでWBO同級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)との3団体統一戦を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で延期となった。前座で登場予定だったWBO同級1位ジョシュア・グレア(米国)は、井上戦を熱望。「勝てばバンタム級史上最強の男になれる」とモンスター撃破が偉業に繋がると主張している。

 グレアの様子を届けたのは、英ボクシング専門メディア「セコンズ・アウト」の公式YouTubeだった。ラスベガスで25日に行われるはずだった3団体統一戦。新型コロナの影響で延期となったが、前座でジェイソン・マロニー(オーストラリア)と戦う予定だったグレアも落胆しているようだ。

「キャリア最大の試合になるはずだった? そうだ。ジェイソンとともにラスベガスのチケット売り切れとなった観衆を心待ちにしていたんだ」

 こう語ったグレアは、22勝(12KO)1敗1分けの25歳。マロニー戦の先にある、井上への世界挑戦を熱望している。

「イノウエと戦いたい。オレがあの男を倒した人間になりたいんだ。戦いたい。勝てば、自分がバンタム級最強の男になれる。一夜にして、パウンド・フォー・パウンド(PFP)の偉人になれるんだ。この戦いをオレは求めている」

 井上と同じ米興行大手・トップランク社と契約しているグレアはこう語った。米専門誌「リング」のPFPで3位に選出されている井上を倒せば、バンタム級最強の称号を手にできると目論んでいるようだ。名声を切望するボクサーは、王座を虎視眈々と狙っている。(THE ANSWER編集部)