3団体統一戦前座に登場予定だったジョシュア・グレアが熱望「準備はできている」

 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は、米ラスベガスで予定していたWBO同級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)との3団体統一戦が新型コロナウイルスの影響で延期となった。この試合の前座で登場予定だったWBO同級1位ジョシュア・グレア(米国)は勝者への挑戦に意欲を見せている。米メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。

 4月25日(日本時間26日)に聖地ラスベガスのメインカードだった井上。前座で登場予定だったのがグレアだ。ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級大会で初戦敗退したジェイソン・マロニー(オーストラリア)と井上―カシメロの前座で対戦予定だった。井上同様に米興行大手・トップランク社と契約したグレアは延期になった3団体統一戦について持論を展開している。

「状況から見ると、カシメロ戦はいい試合だ。(カシメロは)予測不能でワイルドなヤツだ。本当に読めないので、いいマッチアップになると思う。オレは勝者を標的にしている。まずはジェイソン・マロニーを片付けることになる。彼を倒してから、勝者を目指す。準備はできているよ」

 22勝(12KO)1敗1分けの25歳は、3団体統一戦の勝者との対戦を熱望。バンタム級で2団体のベルトを持つモンスターについて熟知している様子で、WBSS決勝のノニト・ドネア(フィリピン)戦も当然チェックしているという。

「名勝負だった。(イノウエは)ドネアに対して凄まじい根性を見せた。ボクシングのスキルはすでに定評があるが、(精神面は)誰もが気に留めず、評価していなかった部分だと思う。ドネアがギアを入れて、プレッシャーをかけ始めてからも、イノウエは前に出る戦略から、守りの姿勢に切り替えた。見事なボクシングを見せた。立派なことを成し遂げている。ここまでは成すべきことをやってのけている」

 井上を称賛したグレア。「チャンスが来るのをオレは待っている」と牙を研いでいるようだ。(THE ANSWER編集部)