WBCが2009年の「KO・オブ・ザ・イヤー」選出、被弾したハットンは失神

 ボクシングの6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)。母国の国民的英雄は40歳を超えた今も、WBA世界ウェルター級スーパーのベルトを保持している。WBCの公式インスタグラムでは、11年前の衝撃KO劇に再脚光。「2009年のノック・アウト・オブ・ザ・イヤー」として動画付きで公開すると、ファンからは「史上最高のKO」「完璧なパンチ」などと反響が集まっている。

 これがパッキャオの全盛期だ。2009年の5月2日、IBO世界スーパーライト級王者リッキー・ハットン(英国)との一戦。結末は2ラウンドに訪れた。

 終了間際、パッキャオの渾身の左フックがハットンの顎を完全に捉えた。糸の切れた操り人形のように、そのまま崩れ落ちたハットンは失神したまま起き上がれない。あまりに鮮やかなKO劇だった。

 WBCは公式インスタグラムで「ノックアウト・オブ・ザ・イヤー2009:マニー・パッキャオ対リッキー・ハットン」などと記し動画を公開。パッキャオの強打と、それをもろに食らって失神するハットンの姿にファンは再び戦慄を覚えている。

「ハットンは……意識を失っているね」
「全盛期のパッキャオは野獣だよ……」
「まるで誰かを殺すかのように、パッキャオは戦いの舞台に現れるんだ」
「史上最高のKO」
「いわゆる『完璧なパンチ』ってやつだね」
「破壊的」
「このKOがハットンのキャリアを終わらせた」

 当時31歳だったパッキャオは、前戦でオスカー・デ・ラ・ホーヤ(米国)を撃破。次戦でWBO世界ウェルター級王者ミゲール・コット(プエルトリコ)を破り、6階級制覇を達成している。(THE ANSWER編集部)