2018年5月以来の再戦へ、海外メディアのインタビューで意欲

 ボクシングの元3階級王者ホルヘ・リナレス(帝拳・ベネズエラ)はライト級3団体王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)へのリベンジを望んでいる。米専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。

 リナレスは2018年5月にロマチェンコと対戦。当時WBA世界ライト級王者だったリナレスは、6回にロマチェンコからプロ初となるダウンを奪ったが、最後はボディーへの強烈な一撃を被弾し10回TKO負け。追い詰めながらもあと一歩で敗れ、リベンジに燃えている。同メディアは「リナレスはロマチェンコとの再戦へ進むことを望む」と見出しを打って、報じている。

 記事によると、リナレスは今年2月にライト級に戻りカルロス・モラレス(メキシコ)に4回KO勝ち。復活ロードを歩み、次戦では若手有望株のライアン・ガルシア(米国)と対戦予定だった。だが新型コロナウイルスの影響で興行がストップ状態となり、ガルシア戦が不透明に。そうした状況でリナレスはロマチェンコと再戦したい意向を示しているという。

 同メディアは、ロシアのボクシング専門メディア「VRinge」でのリナレスのインタビューを引用。「ああ、いつかね。ロマチェンコとは良い関係だ。最後にロマチェンコと会ったのは、日本でのWBOの評議員会でのことだ。彼もまた僕との試合を望んでいるよ。

 ただ、今は僕の方がランクは下で、彼はトップ。だから、僕は上がっていくしかないんだ。モラレスと酷い試合をしてしまったし。次の試合になるか、それは今年なのか、それとも来年なのか分からないけど、ロマチェンコとの試合に向けた準備はできているよ」と話しているという。

ロマチェンコとの前回対戦は「素晴らしい経験」

 強豪が集うライト級。3団体王者ロマチェンコとの対戦を希望するライバルは多い。次戦はIBF世界ライト級王者のテオフィモ・ロペス(米国)との4団体統一戦が決定的となっている。記事によると、それでもリナレスはリベンジのチャンスを待ち続けるという。

 さらに前回の対戦についてはこう振り返っている。

「ロマチェンコとの試合では最高のコンディションだったことをよく覚えている。あの試合は素晴らしい経験になった。というのも、アマチュアとプロの経験を通じて、彼が今まで対戦してきた中で最高のボクサーだったからね。

 最高のチャンピオンは僕に多くの経験を与えてくれた。今は再戦がしたい。だから、トレーニングにも一生懸命に打ち込んでいる。本当にもう一度ロマチェンコと戦いたいんだ。これには計画がすべてだ。良い計画を練る必要があるし、それはボクシングにおいて常に重要なことだ」

 ロマチェンコへのリスペクトを示しつつ、34歳のリナレスは再戦を大きなモチベーションにしているようだ。(THE ANSWER編集部)