「我々は、選手たちを以前よりもケガのリスクが高まる状況には置きたくない」


 4月23日(現地時間22日、日付は以下同)。オクラホマシティ・サンダーのクリス・ポールが、現地メディアとの電話対談に応じた。

 キャリア15年目の大ベテランは、就任7年目を迎えるNBA選手会の代表でもある。新型コロナウイルスによるシーズン中断から約6週間を迎えたこの時点で、自身の考えをこのように口にした。

「皆さんに知っていてほしいのは、『さぁ、2週間でシーズンを再開するぞ。じゃあ始めようか』と言われても、そうはならないということ。我々、選手会は、選手たちを以前よりもケガのリスクが高まる状況には置きたくない」。

 もしNBAのレギュラーシーズンが再開されるとしても、ゴーサインが出てから「少なくとも」3~4週間は準備の時間にあてたいというのがポールの考えである。

 とはいえ、「我々は単純にプレーしたいんだ」というポールの言葉どおり、選手たちは再びバスケットボールをプレーすることを望んでいる。だが「今後どうなっていくか誰も分からない状況にある。ウイルスが事実上、完全に支配しているからね。僕は今後についてできるだけ答えようとしたけれど、答えはないし、話すことができないんだ」と複雑な胸の内を明かした。

 アダム・シルバー コミッショナーが今季の再開あるいは中止を決定するのは早くても今月末になるため、それまでポールをはじめとする選手たちは新型コロナウイルスに感染しないように努めることが求められる。