きつい練習のできない状況下で意識「普段、私は自分自身を制限せず…」 フィギュアスケートで昨年のグランプリ(GP)ファイナルで2位に入ったアンナ・シェルバコワ(ロシア)。中止となった3月の世界選手権でも優勝候補として注目を浴びていた16歳は、…
きつい練習のできない状況下で意識「普段、私は自分自身を制限せず…」
フィギュアスケートで昨年のグランプリ(GP)ファイナルで2位に入ったアンナ・シェルバコワ(ロシア)。中止となった3月の世界選手権でも優勝候補として注目を浴びていた16歳は、新型コロナ禍の今、自己隔離生活の中にあっても節制を心がけているという。母国メディアが報じている。
外出自粛で在宅を余儀なくされる今、コロナ太りは社会的な関心事となっているが、アスリートにとってはより深刻だ。特に体重の増減が演技に大きくかかわってくるのが、フィギュアスケーター。シェルバコワも自身の生活を見つめなおしている。
「sports.ru」ではシェルバコワの節制への意識を伝えている。
「普段、私は自分自身を制限せず、練習のためのパワーを得られるように正しい食べ物を食べるように努めています。それでいて私は、もし自分自身に何かを食べることを禁止したら、自分の調子がおかしくなるのが分かっています。私は食事には注意していますが、完全に自分自身を制限してはいません」
育ち盛りの16歳は普段は厳しい制限は設けずに、食事を練習への活力としているようだ。だが、現在は強度の高いトレーニングはできない状況。太らないように、自制をしているという。
「自己隔離生活の今は練習がそれほど激しいものではないということから、食事においていつもより少し自分自身を制限しなければならない状況です。私は夜や寝る前に食べないように努めています。そうやって体重を維持します」
現状ではフィギュア競技再開の目途は立っていないが、いつでも氷上に戻れるように高いプロ意識を持ち続けている。(THE ANSWER編集部)