世界はコロナ禍に苦しんでいる。一つの町から始まったものが今では世界で200万人以上の人々に感染し、17万人を超える死者を出した。誰もが自分の身を守っているが、医療従事者たちは自らの命を危険にさらして他の人々の命を救うために働いている。大坂な…

世界はコロナ禍に苦しんでいる。一つの町から始まったものが今では世界で200万人以上の人々に感染し、17万人を超える死者を出した。誰もが自分の身を守っているが、医療従事者たちは自らの命を危険にさらして他の人々の命を救うために働いている。大坂なおみ(日本/日清食品)は、そんな彼らへの感謝の思いを語った。スポーツ関連ウェブメディアEssentially Sportsが伝えている。先日、世界的な人気を誇るポップシンガーのレディー・ガガが発起人となって、テイラー・スウィフトやエルトン・ジョンら豪華アーティスト陣が参加した新型コロナウイルス対策支援コンサート「One World: Together at Home」が世界中で放映・配信された。

音楽がメインだが、このコンサートにはミュージシャン以外のセレブリティも多数出演。大坂もその1人だった。大坂は放送に登場し、感染者たちの治療にあたっている医療従事者たちへの他の人々からの感謝のメッセージを読み、また自身の感謝の想いを伝えた。医療従事者たちもその言葉を嬉しく思ったことだろう。

新型コロナウイルスは様々なネガティブな影響を与えているが、テニスファンにとって最悪なのはテニスが中断してしまったことだろう。ずっと家にいなければならないのに、テレビでテニスを見ることもできないのだ。テニスはいつ再開するのか。残念なことに、それは誰にもわからない。

テニスの中断は一度ならず二度までも延長された。早く状況が改善されなければ、2020年はもうテニスを見ることができないかもしれない。一刻も早くワクチンが開発されて、テニスが再開されることを祈ろう。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2020年「全豪オープン」での大坂なおみ

(Photo by Hannah Peters/Getty Images)