スポーツロスに嘆くファンへ「名珍場面特別編」―メドベージェワの着物風の装いに絶賛 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くのスポーツイベントが延期、中止を余儀なくされている。スポーツロスに嘆くファンへ向け、THE ANSWERでは過去の様々…
スポーツロスに嘆くファンへ「名珍場面特別編」―メドベージェワの着物風の装いに絶賛
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くのスポーツイベントが延期、中止を余儀なくされている。スポーツロスに嘆くファンへ向け、THE ANSWERでは過去の様々な競技で盛り上がったシーンを「名珍場面特別編」としてプレーバックする。今回はフィギュアスケートで新衣装が話題を呼んだエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)だ。2019-20シーズンのフリーで着用した“着物風衣装”が注目を浴び、米デザイナーも大絶賛。日本人ファンの視線も釘付けにした。
氷上を彩る衣装がスポットライトを浴びた。定期的に世界のフィギュア選手の衣装を評論し、フィギュアファンにも知られる米国のデザイナー、ニック・ベレオス氏。様々なコスチュームが氷上を彩る中で、昨年11月に更新した自身のブログで直近の大会に出場した選手をピックアップし、ショートプログラム(SP)、フリーに分けて批評を展開した。
とりわけ絶賛しているのが、メドベージェワのフリーだった。日本を舞台にした名作映画「SAYURI」を使用したプログラム。黒を基調とした衣装に白の衿が付き、ウェスト付近は赤い帯のようなデザイン。さらに、桜を模したモチーフが全身にあしらわれ、和の世界観を表現している。
寸評でベレオス氏は「これはお見事! この衣装の全てが大好きだ。別次元のスケート・クチュールだ!」といきなり絶賛。「着物のようなシルエット、白い襟元、ゴージャスなスパンコールの刺繍、長めの袖、そして何よりもゴールドの飾り紐がついた赤い帯。そこにディープレッドのリップスティック」と注目ポイントを挙げた。
さらに「Wow。とにかくゴージャス。これを作ったデザイナーにひれ伏してしまう」とまで言ってのけた。9月の今季初戦オータムクラシックで初めて着用した際から「凄いクオリティだ」「総合衣装大賞を授与したい」「SAYURIの衣装、ほんと綺麗」と日本のネット上でも話題を呼んでいた。
アイスショーのため来日していたメドベージェワだったが、コロナウイルスの影響で中止に。来季はどんなプログラムを演じてくれるのか、その衣装にも注目が集まる。(THE ANSWER編集部)