「テニス界の将来を考える機会」とフェデラーがツイート 男子テニスのロジャー・フェデラー(スイス)がツイッターを更新。新型コロナウイルス(COVID-19)による中断明けに、男子プロテニス協会(ATP)と女子テニス協会(WTA)が合併すること…

「テニス界の将来を考える機会」とフェデラーがツイート

 男子テニスのロジャー・フェデラー(スイス)がツイッターを更新。新型コロナウイルス(COVID-19)による中断明けに、男子プロテニス協会(ATP)と女子テニス協会(WTA)が合併することを提案した。有力選手たちもこれに賛同するなど、大きな反響を集めている。

 テニス界の絶対王者が男女団体合併を呼び掛けた。22日にフェデラーは「今こそ、男子テニスと女子テニスが合併して一つになるときだと考えているのは、私だけ?」とツイート。これにラファエル・ナダル(スペイン)も反応。「私たちの会話で君が知っているように、私は完全に賛成。男子テニスと女子テニスが一つの組織となって、この世界的な危機を脱することは素晴らしいことだ」とフェデラーのツイートを引用リツイートして答えた。

 女子テニス界からも、シモナ・ハレプ(ルーマニア)が「あなたは一人じゃないわ」と反応すれば、ガルビネ・ムグルサ(スペイン)も「イエス。良いアイデアだと思う」と追従した。

 フェデラーは他のツイートで、「きっと、これ(合併)はもっと前に実現するべきものだった。でも今こそがその時。全スポーツにとって厳しい時期だ。私たちはこの時期を、弱った2つの団体としてか、より強い1つの団体として脱することができる」とも発言している。男女団体合併への思いは本物のようだ。(THE ANSWER編集部)