井上戦望むナバレッテにカシメロが反応「待っておけと伝えてほしい」

 ボクシングのWBO世界スーバーバンタム級王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)がWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)との対戦を熱望。しかし、井上との3団体統一戦を控えるWBO同級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)は完全に無視された形となり「ナバレッテに待ってろと言ってくれ」と挑戦状を叩きつけている。フィリピンボクシング専門メディア「リアルファイト PH」が報じている。

 2月22日にジェオ・サンティスマ(フィリピン)に11回2分20秒KO勝ちし、王座奪取から1年2か月で早くも5度目の防衛に成功したナバレッテ。メキシカンボクサーは契約を結ぶトップランク社の公式YouTubeに登場した。

「イノウエとの近い将来の対戦? これ(コロナ禍)が急速に収束すれば、そして、日本人ファイターからの興味があれば、122ポンド(55.3キロ=スーパーバンタム級)ではどのファイターよりも実現は容易だろうと思う」

 こう対戦を熱望した上で、4月25日に予定されていた井上とカシメロのバンタム級の3団体統一戦について言及していた。

「彼はカシメロと対戦することになっていた。4月に対戦するはずだったが、オレにはわからない。このファイト(自身と井上の試合)はすぐに実現しなければいけないだろう。なぜなら、オレは126ポンド(57.1キロ=フェザー級)への転級を検討しているからだ。スーパーバンタム級に留まるとすれば、イノウエ、もしくは統一戦しかないだろう」

フィリピンメディア「カシメロはバカにされたと感じている」

 ナバレッテは井上戦を熱望。記事では「カシメロはこのコメント(ナバレッテの希望)を歓迎しなかった。このコメントでバカにされたと感じ、この狩りに関して、自分の手で決着をつけることを計画している」と報じている。

 スーパーバンタム級に留まる理由について、モンスターとのビッグマッチとナバレッテは明かしていた。階級違いの井上に再三再四のラブコールを送ってきたが、これは井上がカシメロに勝つことを前提とした話。カシメロはこれに反応しているという。

「ナバレッテに待っておけと伝えてほしい。オレがイノウエを仕留めた後、そっちに行くだろう」

 3団体統一戦で井上を倒し、スーパーバンタム級でナバレッテと拳を交えると宣言したという。メキシコ人王者にも宣戦布告しているようだ。(THE ANSWER編集部)