デュラントがジョーダンを語る「技術レベルは比類なきもの」 バスケットボール界の“神様”マイケル・ジョーダン氏ら1997-98年のブルズに迫ったドキュメンタリーシリーズ「マイケル・ジョーダン ラストダンス」が19日(日本時間20日)から米スポ…

デュラントがジョーダンを語る「技術レベルは比類なきもの」

 バスケットボール界の“神様”マイケル・ジョーダン氏ら1997-98年のブルズに迫ったドキュメンタリーシリーズ「マイケル・ジョーダン ラストダンス」が19日(日本時間20日)から米スポーツ専門局「ESPN」で配信スタート。現地で大きな盛り上がりを見せているが、同氏に関して度々話題に上がるのは「現代でも最強か」という議論。米メディアは2013-14年にシーズンMVPを獲得したネッツのケビン・デュラントのジョーダン氏に関する持論を紹介している。

 ジョーダンは現代でも最強か。現役最高選手の呼び声高いレブロン・ジェームズとジョーダン氏が比較される際に、必ずと言っていいほど話題に上がるのが、プレーする時代の違いだ。よりフィジカルを使い、試合のリズムも比較的遅かった時代にプレーしたジョーダンが、選手の身体能力が向上し、3Pショットが増えた現代でも活躍できるのか疑問視する声もある。

 しかし、デュラントにとっては“ジョーダン最強説”に疑いはないようだ。米スポーツ専門局「CBSスポーツ」によると、デュラントはESPNの番組「ザ・ボードルーム」に出演し「ジョーダン氏が現代バスケでプレーした場合、どの“階級”に属するか」と問われ、持論を述べたという。

 デュラントは疑念を一蹴するかのように回答。「彼はどんなものにでも対応できる。最強の選手だろうね。それが彼だ。よりポゼッションが必要かもしれないし、よりスペースが必要かもしれない。それは分からない。でも、彼が秀でたバスケットボール選手であることは明らかだし、その技術レベルは比類なきものだ」

 現役15年でブルズを6度の優勝導いたジョーダン氏。「マイケル・ジョーダン ラストダンス」の放映によって、何年経っても世界中から脚光を浴びる“神様”は、現役の名手から見てもやはり別格の選手のようだ。(THE ANSWER編集部)