現地20日、ラファエル・ナダル(スペイン)がInstagramでライブ配信に初挑戦。途中、長年のライバルで友人のロジャー・フェデラー(スイス)と繋いでトークを行った。ナダルは初めてInstagramでライブ配信を行ったこともあり、フェデラー…

現地20日、ラファエル・ナダル(スペイン)がInstagramでライブ配信に初挑戦。途中、長年のライバルで友人のロジャー・フェデラー(スイス)と繋いでトークを行った。

ナダルは初めてInstagramでライブ配信を行ったこともあり、フェデラーと繋ぐことに苦戦。ATP(男子プロテニス協会)によると、ナダルは「見ての通りダメ人間なんだ。でも一生懸命やっているよ」と苦笑いしていた。それを見ていたアンディ・マレー(イギリス)は「それは素晴らしい。彼は"全仏オープン"で52回優勝できるけど、Instagramは上手くできないんだ」とジョークコメントを飛ばしていた。

その後ようやく繋ぐことに成功し、フェデラーが満面の笑みで登場。冗談を言ったりなど、記者会見などメディアの前で話す様子とは違った、よりラフな2人の仲の良さが伺えた。

2人は会話の中で、自分がジュニア選手だった頃の学業とトレーニングを両立させる忙しいスケジュールについて振り返り、ロックダウン中の子供たちの過ごし方についても、いつも以上にスケジュールを守ることが大事だとアドバイスしている。

「僕たちは学校と、いつ食べ、いつ寝るかといったルーティーンを大切にしてきた。子供がいる場合、特に複数の子供がいる場合は、それが重要だと思う」「今難しいのは、両親を含めて誰とも交流できないし、誰にも会えないことだ。子供たちは他の子供たちと遊びたいと思っている」

ナダルはこのライブ配信中、フェデラーの他にも、マレーやマルク・ロペス(スペイン)と繋いでトークしている様子をファンに披露した。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年の「レーバー・カップ」でのナダル(右)とフェデラー(左)

(Photo by RvS.Media/Robert Hradil/Getty Images)