現地20日、ラファエル・ナダル(スペイン)がInstagramでライブ配信に初挑戦。途中、長年のライバルで友人のロジャー・フェデラー(スイス)と繋いでトークを行った。その中でフェデラーが、手術…

現地20日、ラファエル・ナダル(スペイン)がInstagramでライブ配信に初挑戦。途中、長年のライバルで友人のロジャー・フェデラー(スイス)と繋いでトークを行った。その中でフェデラーが、手術をした右膝の状態について語っている。

フェデラーは今年の2月に右膝の手術を受けた。「全豪オープン」での試合中にもメディカルタイムアウトを取っており、プレーはできていたものの、本来のレベルからは大きく落ちており、準決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)にストレートで敗れていた。

手術の翌日には、「少しの間、右膝に悩まされていた。痛みがなくなるのを期待していたが、検査をし、チームと話し合った結果、昨日スイスで関節鏡視下手術を受けたんだ。手術後、ドクターは決断が正しかったこと、完治する自信があることを教えてくれたよ。残念ながら、ドバイ、インディアンウェルズ、ボゴタ、マイアミ、全仏は欠場しなければならない。みんなのサポートに感謝しているよ。またプレーするのが待ち切れない。芝コートシーズンで会いましょう」と語っていたが、その後新型コロナウイルスの影響のため、少なくとも7月12日まではツアーが中断することが決まっている。

ATP(男子プロテニス協会)によると、フェデラーはナダルとのライブ配信で、その回復状況について話した。

「最初の6週間は本当に順調だったけど、その後は治りが少しゆっくりになったよ。でも今はまた良い感じだ。明らかに時間はたっぷりある。焦ることはない」「リハビリと自分のフィットネスのために、少し壁打ちしたよ。2度目の手術は1回目より簡単なのが良いところだ。3回目を経験する必要はないけれどね」

フェデラーはツアーの中断中、壁打ちでトリックショットを披露したり、ボレーチャレンジを考案するなど、SNSで積極的に発信を行っている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は南アフリカでのフェデラー(2020年2月撮影)

(Photo by Reg Caldecott/Gallo Images/Getty Images)