セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)のコーチを務めるパトリック・ムラトグルーが、5月にフランスでテニス大会を計画しているとロイター通信が報じている。ムラトグルーはコーチを務めるだけではなく、フラン…

セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)のコーチを務めるパトリック・ムラトグルーが、5月にフランスでテニス大会を計画しているとロイター通信が報じている。

ムラトグルーはコーチを務めるだけではなく、フランスにあるムラトグルーテニスアカデミーの代表を務める人物。セレナだけでなくココ・ガウフ(アメリカ)やステファノス・チチパス(ギリシャ)も、このアカデミーを拠点としている。

テニスツアーは現在少なくとも7月12日までは中断することが決定しているが、ツアー再開に先立って小規模大会を行い、選手がコートに戻ってくるサポートをするという。

ムラトグルーが計画している大会のフォーマットは通常のトーナメント方式ではなく、リーグ戦。5月16日から、週末に10試合ずつ、5週間にわたって合計50試合を行うことを計画している。この模様は無観客で行われ、ライブ中継を予定しているという。

オープニングマッチには、アレクセイ・ポプリン(オーストラリア)対ダビド・ゴファン(ベルギー)を予定しており、その他の出場選手リストも近日中に公開される。

大会の開催地であるフランスは現在ロックダウン中だが、5月11日に終了が見込まれている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年「全豪オープン」でのムラトグルー

(Photo by Cameron Spencer/Getty Images)