日本時間18日、同い年のライバルであり、数々の名勝負を繰り広げてきたノバク・ジョコビッチ(セルビア)とアンディ・マレー(イギリス)が共同でInstagramにてライブ配信を行い、ファンと交流し…

日本時間18日、同い年のライバルであり、数々の名勝負を繰り広げてきたノバク・ジョコビッチ(セルビア)とアンディ・マレー(イギリス)が共同でInstagramにてライブ配信を行い、ファンと交流した。その中で2人が、スタン・ワウリンカ(スイス)が以前着用していたショートパンツをイジる場面があった。

そのショートパンツとは、ワウリンカが2015年の「全仏オープン」で着用していたもの。ワウリンカは決勝で、当時生涯グランドスラム達成まであと一つに迫っていたジョコビッチを4-6、6-4、6-3、6-4で破って初優勝を飾っていた。

ATP(男子プロテニス協会)公式サイトによると、ジョコビッチはその時のことに触れ「スタン、もし見ているのなら、そのショートパンツを燃やしてほしいね」と笑いながらジョークを飛ばした。更にマレーも「あれは恐ろしいものだったよ」と笑っていた。

そのショートパンツとは、チェックをあしらった、試合用ウェアでは珍しい個性的なもの。

2人のライブ配信を見ていたワウリンカはこれに反応。中指を立てる絵文字を使いつつも笑っている絵文字で返信していた。ジョコビッチはその翌年の2016年に「全仏オープン」を制し生涯グランドスラムを達成したが、あと一歩で阻まれた苦い思い出からイジったのかもしれない。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2015年「全仏オープン」でのワウリンカ

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)