フェデラー夫妻がマレーの100ボレーチャレンジに応えない理由

ロジャー・フェデラー（スイス）と美しい妻のミルカさんは、つい先日、結婚記念日を祝った。二人は強い絆と互いへの協力で知られ、テニス界で愛されている。ウェブメディアEssentially Sportsが伝えた。ミルカさんは、フェデラーのキャリアのとても早い時期から、彼を支える大きな柱だった。フェデラーがトップ選手として挑戦を続ける一方で、ミルカさんは陰で彼を支えている。長引く足の怪我のせいで2002年にプロテニス界からの引退を強いられたミルカさんはそれ以来、結婚前からフェデラーの広報責任者を務めてきた。

フェデラーがテニスに集中して過ごせるようにスケジュールを決めたり、備品を注文したり、参加するイベントを整理したりといった役割をミルカさんが担っている。個人としてもプロ選手としても、フェデラーにとって妻の貢献は極めて重要であり続けてきたに違いない。

二人は最近、巷で話題になっている。アンディ・マレー（イギリス）がボレー100回チャレンジでフェデラー夫妻を指名したためだ。しかしファンたちは、フェデラー夫妻がいいボレーを交わす姿を見ることはできていない。

フェデラーによると、ミルカさんがSNSに消極的であることが理由のようだ。そのため、夫妻は喜んでチャレンジに参戦したい気持ちはあるものの、SNS上でその映像を見ることは叶わなさそうである。

もし偉大なテニス夫婦がボレーを打ち合う姿を見たいのなら、ノバク・ジョコビッチ（セルビア）と妻エレナさんはすでにこのチャレンジを果たしている。

ミルカさんが気を変えるかどうかは、まだわからない。果たしてフェデラーとミルカさんのチャレンジを見られる日は来るだろうか。

（テニスデイリー編集部）

※写真は2017年のフェデラー夫妻

(Photo by Kirsty Wigglesworth - Pool/Getty Images)