新型コロナウイルスの影響のため、少なくとも7月12日まで中断が決定しているテニスツアー。選手たちは自宅で過ごす様子を公開したりなどSNSでの交流を活発にしているが、世界39位で22歳のライリー…

新型コロナウイルスの影響のため、少なくとも7月12日まで中断が決定しているテニスツアー。選手たちは自宅で過ごす様子を公開したりなどSNSでの交流を活発にしているが、世界39位で22歳のライリー・オペルカ(アメリカ)のTwitterのある投稿が話題となっている。

オペルカが投稿したのは、「ツアー選手のスキルを選んで完璧な選手を作れるなら?」というお題への回答。以前には、SNS上ではないが、ラファエル・ナダル(スペイン)やノバク・ジョコビッチ(セルビア)も回答していた。

そのお題に対して、オペルカはこう回答している。

サーブ:アレックス・デミノー(オーストラリア)

フォアハンド:デミノー

バックハンド:デミノー

リターン:デミノー

ボレー:デミノー

ムーブ:デミノー

メンタル:デミノー

このようにオペルカはすべて、世界26位で21歳の同世代ライバルであるデミノーを選んでいる。というのも2人のツアーレベルでの対戦成績はオペルカの0勝4敗。戦った10セットのうち7セットがタイブレークにもつれており、そのうち5セットでオペルカは競り負けているため、デミノーとの対戦はトラウマのようだ。

デミノーはこのオペルカの投稿に対し「バカなことを言うなよ!」と返している。だが、デミノーとの対戦にトラウマを感じているのは、22歳で世界24位のテイラー・フリッツ(アメリカ)もらしく、「(オペルカに)同意だよ」と反応している。

フリッツもまたデミノーに対し、ツアーレベルでの対戦では0勝3敗で、彼にいたっては1セットも奪えていない。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATPカップ」でのデミノー

(Photo by Matt King/Getty Images)