今季からオリックスに移籍したジョーンズとホークス移籍のバレンティンが対談

 オリックスに移籍した超大物助っ人アダム・ジョーンズ外野手と今季からソフトバンクでプレーするウラディミール・バレンティン外野手の夢の対談が実現。メジャー通算282本塁打とシーズン60本塁打のNPB記録を持つ“最強助っ人たち”がポッドキャストで日本球界を語り尽くした。

 ジョーンズが司会を務めるポッドキャスト番組「ヘックル・ディーズ」のゲストに登場したのはヤクルト、ソフトバンクでプレーするバレンティン。2人の助っ人はメジャーから日本球界を選んだ理由、“助っ人”として求められる事など自身の経験を踏まえ語っている。

 今年で来日10年目を迎えるバレンティンはヤクルト入りの経緯について「メジャーリーグでは毎日プレーする機会が得られなかった。だからこっちに来るプランを立てていて、トライしてみようと思った」と語っている。だが、入団当初は環境の違いに戸惑ったようだ。

「言葉も食べ物も違った。大変だったよ。慣れるのが大変だった。だけど、ハングリーな気持ちがあって、何かを求めている時は、とにかく努力すること。そして10年後、こうして今がある」

日本新記録となるシーズン60本塁打にジョーンズ氏も称賛「僕としては嬉しい」

 来日1年目の2011年から主軸として活躍し、2013年には王貞治氏らが持つシーズン本塁打記録を更新する56号を放ち最終的には60本塁打をマーク、ここまでNPB9年間で通算288本塁打を記録している。

 日本プロ野球の歴史を塗り替えた2013年のシーズン60本塁打にジョーンズも興味津々で「外国人が日本でHR記録を作ったのだから、僕としては嬉しいよ」と称賛。バレンティンも「素晴らしい時間だったよ。相手チームのファンも応援してくれていた。記録を破ってほしかったようだった。僕がその(対戦していた)チームの選手かのように祝ってくれた。最高だったよ」と当時を振り返っている。

 メジャーから日本にやってくる選手が多くなっているがバレンティンは「『君は日本に居るから本塁打を打てるんだ』という人のことは、あまりいい気分はしないね。WBCの最初の2大会で優勝したのはどこの国だと思う?」と、日本球界を“軽視”することに違和感を抱いているようだ。

 第3、4回のWBCに出場しているジョーンズも同調し「(優勝したのは)日本だね。議論するまでもない。ということはつまり、日本の野球は素晴らしいってことだね」と、日本野球のレベルの高さを伝えていた。(Full-Count編集部)