2017年に引退した、女子テニスの元世界1位マルチナ・ヒンギス(スイス)。12日、自身のTwitterアカウントに、1歳の娘にボレーを教える様子を動画投稿した。現役引退した翌年に、スイス女子テニス代表のチームドクターであるHarald Le…

2017年に引退した、女子テニスの元世界1位マルチナ・ヒンギス(スイス)。12日、自身のTwitterアカウントに、1歳の娘にボレーを教える様子を動画投稿した。

現役引退した翌年に、スイス女子テニス代表のチームドクターであるHarald Leemann氏と結婚したヒンギス。2019年3月には、長女のリアちゃんを出産していた。

ヒンギスは「リアは今、ウィンブルドンに向けてボレーを練習している」と動画を投稿。最近1歳になったリアちゃんを後ろで支えてラケットを持たせ、ボレーを打つ感触を教えている。自宅の敷地内と思われるが、草の緑や晴れた青空が鮮やかで美しい場所だ。

リアちゃんはボールを数回打った後、カメラの方に向かってか何か声を発し、それからヒンギスから離れてポールにしがみつくなど愛嬌ある様子を見せている。それでもリアちゃんを抱きかかえて元の位置に戻し、再びボレー練習をさせるヒンギスも将来熱心なコーチになるのかもしれない。

「20世紀最後の天才少女」と呼ばれたヒンギス。1997年3月31日に16歳で初めてシングルス世界1位となってから約23年が経つ。WTA(女子テニス協会)公式サイトによると自身は2歳からテニスを始めたといい、やはり母親のメラニー・モリター氏から指導を受けてのキャリアスタートだった。

今回の将来が楽しみな投稿に、ユーザーからは「未来のスターだ!!」「次のチャンピオンになること間違いなしだね」「センセーショナル!!」「とっても可愛い」といったコメントが寄せられている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年「WTAファイナル・深セン」でのヒンギス

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)