シアトル・マリナーズは10月1日、オークランド・アスレチックスと対戦し8-9で敗れた。先発登板した岩隈久志は3回2/3を投げ、9安打5失点。敗れたマリナーズはプレーオフ進出の可能性がなくなった。ランナーを出しながらも二回までは無失点に抑えた…

シアトル・マリナーズは10月1日、オークランド・アスレチックスと対戦し8-9で敗れた。先発登板した岩隈久志は3回2/3を投げ、9安打5失点。敗れたマリナーズはプレーオフ進出の可能性がなくなった。

ランナーを出しながらも二回までは無失点に抑えた岩隈。だが三回につかまると、アスレチックス打線の勢いを止められない。3連打で失点すると、その後も長短打を集中され一挙4失点。

四回にも1点を失いイニングの途中で降板した。

試合はマリナーズが八回に追いつき延長戦に持ち込む。岩隈の負けも消えたが、チームは延長十回に勝ち越しを許して敗れた。

絶対に負けられない試合で背信投球となった岩隈。試合後は通訳を介して、「とても悔しいし、ガッカリしている」とコメントした。

シーズン161試合目にして力尽きたマリナーズと岩隈にファンからは、「岩隈投手、お疲れ様でした。それしか言えない」「キング不在中のローテを守ってきたのに、最後にこの結果は堪えるよな」「今シーズンここまで戦ってきた選手を称えたい。シーズン最終戦も最後までファンに勝つ姿を見せてほしい」「プレーオフには届かなかったけど、最後まで楽しいシーズンだった」などの声が寄せられている。

岩隈久志が4回途中5失点、マリナーズはプレーオフ進出を逃す(2016年10月1日)(c) Getty Images

岩隈久志が4回途中5失点、マリナーズはプレーオフ進出を逃す(2016年10月1日)(c) Getty Images