新型コロナウイルスの感染拡大により、残念ながらリーグ途中での終了となってしまった今シーズンのBリーグ。バスケットボールの魅力を紹介するテレビ番組「BS12水曜バスケ!」のMCおのののかさんはシーズン終了を残念がりながらも、「河村勇輝選手が…

 新型コロナウイルスの感染拡大により、残念ながらリーグ途中での終了となってしまった今シーズンのBリーグ。

バスケットボールの魅力を紹介するテレビ番組「BS12水曜バスケ!」のMCおのののかさんはシーズン終了を残念がりながらも、「河村勇輝選手が1月下旬に三遠に加入してから大フィーバーを起こしてくれた。出場11試合で平均12.6得点。日本人4位という成績を残していて、高校生だけど堂々としている。本当に印象的でした」と、これからの日本バスケ界を引っ張る逸材の活躍に期待感を募らせた。

同じく解説の渡邉拓馬さんは今シーズン印象に残ったトピックスに、北海道の折茂武彦選手の引退を挙げ、「今季最後の勇姿を見られると思っていたけど、残念なことになってしまった。折茂さんの功績・活躍は忘れてはいけない。違った形で引退試合とか企画してくれたら嬉しい」と、レジェンドを労った。

また同番組では、「BBッとオブ・ザ・イヤー!」と題し、2019-2020シーズンの熱いプレーを独自の視点でセレクト。ドライブ、ディフェンス、アシスト、ダンク、ショットの5部門で紹介した。

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高校生Bリーガー河村勇輝「目標は日本代表の正PG」 https://cocokara-next.com/athlete_celeb/high-school-student-player-yukikawamura/

<ドライブof the Year>

 

5位 篠山竜青(川崎)
第1節 川崎vs宇都宮 1Q
開幕戦で見せた今シーズン最初のビッグプレー。

4位 神里和(島根)
第7節 島根vs川崎 3Q
緩急のあるドライブでサイドから切り込んでのリバースレイアップ。

3位 齋藤拓実(滋賀)
第12節 渋谷vs滋賀 4Q
今シーズン最も成長を見せた、滋賀の新たなエースによる高速ドライブ。

2位 岡田侑大(三河)
第6節 東京vs三河 1Q
キレのあるドライブから、相手のブロックを華麗にかわすダブルクラッチリバース。

1位 河村勇輝(三遠)
第19節 三遠vs千葉 1Q
日本バスケ界の超新星がデビュー戦で見せた、速さとテクニック光るスーパードライブ。

<ディフェンスof the Year>

5位 藤永佳昭(千葉)
第7節 千葉vs京都 4Q
相手を自由にさせない執拗なディフェンスから、ガッツ溢れるボール奪取。

4位 セバスチャン・サイズ(渋谷)
第1節 渋谷vs千葉 2Q
渋谷の躍進に大きく貢献したセバスチャン・サイズが、富樫勇樹選手のドライブからのシュートを見事にシャットアウト。

3位 白濱僚祐(秋田)
第3節 秋田vs東京 4Q
ルーズボールを相手に渡さない執念のプレーから、すかさずアシスト。カディーム・コールビーがダンクを決めた。

2位 赤穂雷太(横浜)
第21節 横浜vs大阪 4Q
相手を読みきったスティールから、試合を決定付ける追加点。デビュー戦で、チームを勝利へ導く超ビッグプレー。

1位 ケビン・ジョーンズ(東京)
第7節 宇都宮vs東京 4Q
試合残り3秒、アルバルク1点リードの場面で、宇都宮の比江島慎選手のシュートを指先だけで止めた劇的なスーパーブロック。

<アシストof the Year>

5位 五十嵐圭(新潟)
第23節 新潟vs東京 1Q
長いキャリアで培った一瞬の判断で出したワンタッチパス。エグゼビア・ギブソンのシュートに繋げた。

4位 富樫勇樹(千葉)
オールスターゲーム 3Q
アシスト王が見せたビハインド ザ バックパス。オールスターならではのトップレベルのプレー。

3位 船生誠也(富山)
第6節 富山vs宇都宮 4Q
富山が自軍のゴール下でボールを奪われそうになるも、粘りに粘り、最後は船生選手が難しい体勢から逆サイドにパス。レオ・ライオンズが3ptシュートを決めた。チームで繋いだスーパーアシスト。

2位 伊藤達哉(大阪)
第12節 大阪vs千葉 2Q
リーグ屈指のハンドラーによるレッグスルーアシスト。

1位 小野寺祥太(琉球)
第23節 秋田vs琉球 4Q
相手を翻弄する技の数々に、ディフェンスも為す術なし。

<ダンクof the Year>

5位 中東泰斗(名古屋)
外国人ビッグマンをも吹き飛ばす恐るべきフィジカルを発揮。

4位 ジュリアン・マブンガ(京都)
第18節 京都vs琉球 1Q
長いウィングスパンを生かした強烈なリバースダンク。

3位 ハビエル・カーター(秋田)
第20節 秋田vs北海道 4Q
相手ディフェンスにブロックを許さない高さあるダンク。

2位 マティアス・カルファニ(川崎)
第9節 横浜vs川崎 4Q
味方のシュートが外れたところで決めた強烈なプットバックダンク。

1位 アイラ・ブラウン(大阪)
第10節 京都vs大阪 2Q
ゴールまでの距離を感じさせない跳躍力で叩き込んだ豪快アリウープ。

<ショットof the Year>

10位 保岡龍斗(秋田)
相手ディフェンスに吹っ飛ばされても執念で決めた。

9位 藤井祐眞(川崎)
第6節 渋谷vs川崎 2Q
体を回転させながらのサーカスショット。

8位 渡邉裕規(宇都宮)
第7節 宇都宮vs東京 3Q
第3Q終了間際に、センターラインあたりから狙ったクラッチショット。

7位 河村勇輝(三遠)
第20節 新潟vs三遠 4Q
ファウルをもらいながらも、しっかりと3ptを沈める決定力の高さを見せつけた。

6位 田代直希(琉球)
第5節 滋賀vs琉球 2Q
第2Q残り2秒で、難しい体勢から決めたミラクルワンハンド3pt。

5位 橋本竜馬(北海道)
第2節 北海道vs島根 4Q
試合終了間際、北海道が2点リードの場面で、体制を崩しながらもチームを勝利へ近付けるショット。

4位 狩野祐介(滋賀)
第23節 北海道vs滋賀 4Q
試合残り10秒、2点ビハインの場面でキャプテンが射抜いた劇的3pt。

3位 ジャック・クーリー(琉球)
第5節 滋賀vs琉球 4Q
76対76の同点で試合時間残り1秒、ゴール下を制して得点を決めたのはリバウンド王のジャック・クーリー。

2位 ジェームズ・サザランド(横浜)
第18節 横浜vs川崎 4Q
試合終了間際、84対84の同点の場面で、ジェームズ・サザランドがダブルクラッチでディフェンスをかわして決めたブザービーター。横浜はこれが神奈川ダービー初勝利となった。

1位 石井講祐(渋谷)
第7節 三河vs渋谷 4Q
1点ビハインドで試合残り10秒の渋谷、土壇場で魅せたのが、今シーズンに加入した石井講祐。渋谷の快進撃を象徴する、パーフェクトショット。

<ののかof the Year>

富樫勇樹(千葉)
第7節 千葉vs京都 3Q
「自身初のアシスト王にも輝いた富樫勇樹選手の、全ての技を凝縮したとも言えるプレー。スピードからのノールックでのパスは意表を突かれた。さすがアシスト王。ファンタジスタ」

<渡邉拓馬of the Year>

ジェームズ・サザランド(横浜)
第18節 横浜vs川崎 4Q
「シュートも素晴らしかったけれど、会場の一体感とか選手の喜びの爆発感とか、全てが感動的なシーンだった」

<田中大貴of the Year>

金丸晃輔(三河)
第23節 三河vs宇都宮 4Q
「3ptが面白いように決まっていく。この試合だけで3pt7本、25得点。2月は神がかっていて、40得点を越えるゲームもあった。日本代表に選ばれてオリンピックに出たいと話されていたので、来シーズンも楽しみ」

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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