「全米オープン」の会場の一部が新型コロナウイルスとの戦いを支援するために臨時の病院となるが、現地8日、当初の予定よりも増床することが決まった。ATP(男子プロテニス協会)によると当初は350床…

「全米オープン」の会場の一部が新型コロナウイルスとの戦いを支援するために臨時の病院となるが、現地8日、当初の予定よりも増床することが決まった。

ATP(男子プロテニス協会)によると当初は350床の予定だったが、470床に増やす計画で、そのうち20床は集中治療が必要な患者にも対応するという。また最初の患者は金曜日に受け入れる予定とのこと。

また同会場で2番目に大きいスタジアムであるルイ・ アームストロング・スタジアムは、毎日最大で25,000食を用意するために既に使用されている。ビリー・ジーン・キング(アメリカ)が、スタジアムに所狭しと大量のダンボールが並べられている写真をTwitterにアップして話題となっていた。

テニスツアーは少なくとも7月12日まで中断することが決まっている。8月31日開幕予定の「全米オープン」は、現時点では開催を目指して準備中だが、並行して新型コロナウイルスとの戦いに取り組んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」の会場の一つであるルイ・ アームストロング・スタジアム

(Photo by Julian Finney/Getty Images)