写真:佐野勇斗/撮影:伊藤圭

いま、卓球ファンたちをざわつかせている話題のドラマ「FAKE MOTION -卓球の王将-」 が、いよいよ4月8日(水)24:59〜25:29(日本テレビ)にてスタートする。

時は20xx年、空前の卓球ブーム『卓球戦国時代』の東京を舞台に、高校生たちの熱いピンポンバトルが描かれているという。

恵比寿学園男子部『EBiDAN』のメンバーが集結することでも話題を呼んでいる本作だが、主演は、映画『ミックス。』(2017年10月公開)で内気なカットマンを演じた佐野勇斗。

この短期間で、卓球作品への出演が2作品目となる俳優・佐野勇斗に話を聞いた。

卓球ドラマのオファー「よっしゃー!」(笑)




写真:記者会見時の佐野勇斗/提供:汐留ヱビス商店街 FAKE MOTION製作委員会

ーー今回のオファーが来た時の気持ちを教えてください。
佐野勇斗(以下、佐野):卓球、よっしゃーっと思いました(笑)。卓球は映画『ミックス』(2017年11月公開)で、練習させてもらったので少しは自信もあったし、それ以降、卓球にすごくハマってたから純粋にうれしかったです。あと、EBiDAN(恵比寿学園男子部)の先輩や他のキャストの方に聞いたら、メインをやらせてもらうということで、不安とも違うんですけど、自分で大丈夫かなという気持ちは相当ありましたね正直。

2作品やらせてもらって、卓球に対する見方が変わった




写真:佐野勇斗/撮影:伊藤圭

ーーその若さで、卓球の映像作品が2作目の俳優って、なかなかいないと思います(笑)

佐野:今回、卓球1作品目で学びきれなかったことも学べた気がして、卓球に対する見方が変わりました。テレビとかで見ると、簡単に打ち返してるように見えるじゃないですか。でも、とんでもない。一応、僕も全部含めて半年くらいは練習したんですけど、それでも全然。もう、血のにじむような努力をずっとされてきた方々が、ああやって世界と戦って、それで簡単そうに見えるんだなって」

ーー練習してみて苦手だなって思った技術はありますか?

佐野:これもう基本なんですけど、バックハンドが苦手なんですよね。バックハンドのスマッシュとかは、どうしても苦手意識があって難しかったです。

ーー練習時間を確保するのは難しいと思うんですけど、撮影期間中はyoutubeを見たりしてイメージしましたか?

佐野:先生が付きっきりでいてくださって。立石イオタ良二さんという方なんですけど、分からないところはすぐイオタ先生に、これフォームどうですか?みたいな感じで聞いて。練習も休憩中もずっとやってもらったんで、本当にありがたかったです。

実際に打ったボールも使われている




写真:記者会見で実際にプレーする佐野勇斗/提供:汐留ヱビス商店街 FAKE MOTION製作委員会

ーードラマの中では実際に佐野さんが打ったボールを使ってるんですか?

佐野:はい。CGも、もちろんあるんですけど。結構難しいシーンを実球でやってほしいって言われた時も何回もあって、マジ?これやるの?みたいな事とかもありました(笑)

ーーそれでやり直しとかなかったですか?

佐野:いや、何回もありました(笑)これ、もうCGでいいって思った時も(笑)。僕はもちろん、特に初心者の子ってやっぱり難しいので。時間が限られてるなかで何回も何回も入らなくて、うわーって思った時もありました(笑)。

ーーフォームを気にしないといけないし、ボールも入れないといけないというのは大変ですよね。

佐野:なかなか大変でした。

観てくれる人の頭にクエスチョンマークが浮かばないように




写真:佐野勇斗/撮影:伊藤圭

ーー映画『ちはやふる ―結び―』(2018年3月公開)では競技かるた、映画『走れ!T校バスケット部』(2018年11月公開)では、バスケットにも挑戦。事前の練習が必要な役が多い印象があります

佐野:言われてみると、そうかもしれないです。自分も観る側としては、スポーツ作品は好きなんです。ただ、好きなぶん、観てくれている人の頭にクエスチョンマークが浮かばないようにっていうのは、意識してます。

ーーじゃあ普段から、ご自身でもスポーツをされている?

佐野:・・・でもなくて。休みの日は家からは一歩も出ないです(笑)。

ーー作品を拝見する限り、運動神経も良いように見えました(笑)

佐野:苦手じゃないんです。運動全般、得意な方だと思います、長距離以外は。

ーー長距離は苦手?

佐野:苦手です(笑)。

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張本選手の前のめりな姿勢がかっこいい




写真:ハンガリーオープンでの張本智和/提供:ittfworld

ーー卓球選手の中で、佐野さんがこの選手いいな、プレーを真似したいなという選手はいますか?

佐野:やっぱり張本選手です。まだ高校生ですよね。なのに、名だたる選手たちに立ち向かっていく姿勢とか、負けん気の強さ、突っかかって転んじゃうんじゃないかぐらいの前のめりで攻めていく感じ。獲物を狩るような、あの感じはすごくかっこいいなって思っていつも見てます。

今回はカットマンじゃなくて、攻撃型です(笑)




写真:ドラマ「 FAKE MOTION -卓球の王将 -」/提供:汐留ヱビス商店街 FAKE MOTION製作委員会

ーーいよいよ第1話です。作品全体の見どころを教えてください。

佐野:物語はもちろんですけど、EBiDANっていうファミリーを好きでいてくれる皆さんにとって、一度に集結して作品を作るっていうのは初めての事だったので、自分で言うのもなんですけど、なかなかレアな共演が叶ってる作品なのかなと。そこはまず見どころだと思ってます。

ーーご自身については、ここを見てほしいっていうのはありますか?

佐野:いいんですか(笑)?前回の卓球作品『ミックス』を観てくれた方がいたら、真逆の性格というか、僕と気づかない方もいるかなっていうくらい、やんちゃでクールな役なので、そこを楽しみにしてほしいです。あと、今回はカットマンじゃなくて、攻撃型のところも。

ーー佐野さん自身としてはどちらがやりやすいですか?

佐野:普段自分で卓球やるときは攻撃型です(笑)

また卓球できる日を待ち望む在宅の卓球ファンも、ぜひ貴重な卓球ドラマである本作品と、”攻撃型の”佐野勇斗に注目して観てほしい。

取材・文:槌谷昭人(ラリーズ編集長)