新型コロナウイルスの影響のため、少なくとも7月12日まで中断が決定しているテニスツアー。そんな中、Tennis TV公式Twitterがファン投票によって大会を進行する、架空の「ATP1000…

新型コロナウイルスの影響のため、少なくとも7月12日まで中断が決定しているテニスツアー。そんな中、Tennis TV公式Twitterがファン投票によって大会を進行する、架空の「ATP1000 マイアミ」を開催。決勝ではマルセロ・リオス(チリ)がロジャー・フェデラー(スイス)を抑えて優勝となり、まるで二人が実際にラリーをしているかのようなマッチポイントの加工動画が公開された。

この動画では、フェデラーとリオスがショットを繰り出すシーンが交互に繋がれており、勝利が決まった後にはリオスがトロフィーを掲げるシーンが使用されている。

今回ファンの投票により優勝者に選ばれた、元世界1位のリオス。現実では1998年に「ATP1000 マイアミ」で優勝。キャリア通算18個のシングルスタイトルを獲得している。なお、フェデラーとは2002年に2度対戦しており、0勝2敗となっている。

この架空の「ATP1000 マイアミ」は、現実の世界ランキング32位までの選手(ランキングは3月16日付けのもの)と、過去の同大会優勝・準優勝者などのオールスター選手32名の計64名が参戦。Twitterの投票機能を使って、準決勝までは一戦ごとに勝者を選ぶ形式で勝敗が決められ、決勝のみシナリオが3択で用意され投票によって少しずつ試合の流れを決めていく方法がとられた。

なお、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は準々決勝で第18シードのクリスチャン・ガリン(チリ)を相手に敗退(総投票数:6,875票/ジョコビッチ:34.2%/ガリン:65.8%)。第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)は準決勝でフェデラーに敗れた(総投票数:3,344票/ナダル:33.8%/フェデラー:66.2%)。

(テニスデイリー編集部)

※写真はフェデラー(左)とリオス(右)

(Getty Images)