女子テニスのレジェンドであるビリー・ジーン・キング(アメリカ)が、自身のTwitterにいつもと様子が異なる「全米オープン」会場の写真を投稿し、話題となっている。投稿されたのは「全米オープン」で2番目に大きいスタジアムであるルイ・ アームス…

女子テニスのレジェンドであるビリー・ジーン・キング(アメリカ)が、自身のTwitterにいつもと様子が異なる「全米オープン」会場の写真を投稿し、話題となっている。

投稿されたのは「全米オープン」で2番目に大きいスタジアムであるルイ・ アームストロング・スタジアムの写真。普段は中央にコートが見えるはずだが、この写真ではコートは見えず、所狭しと大量のダンボールが並べられている。

先日報道された通り、「全米オープン」の会場であるビリー・ジーン・キング・ ナショナルテニスセンターの一部は、新型コロナウイルスとの戦いの支援に使用されるためだ。

室内トレーニングエリアは、350床の臨時病院となり、新型コロナウイルス感染症以外の患者の治療で使用されることになる。だが、状況によっては新型コロナウイルス感染症患者のために使用される可能性もあるという。

そして投稿された写真の場所であるルイ・ アームストロング・スタジアムは、患者やスタッフ、子供たちのために毎日最大で25,000食を用意するために使用される。

テニスツアーは少なくとも7月12日まで中断することが決まっている。8月31日開幕予定の「全米オープン」は、現時点では開催を目指して準備中だが、並行して新型コロナウイルスとの戦いに取り組んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」の会場の一つであるルイ・ アームストロング・スタジアム

(Photo by Julian Finney/Getty Images)