「タシケント・オープン」(WTAインターナショナル/ウズベキスタン・タシケント/9月26日~10月1日/賞金総額25万ドル/ハードコート)のシングルス決勝で、昨年の優勝者で第4シードの日比野菜緒(LuLuLun)はノーシードから勝ち上がっ…
「タシケント・オープン」(WTAインターナショナル/ウズベキスタン・タシケント/9月26日~10月1日/賞金総額25万ドル/ハードコート)のシングルス決勝で、昨年の優勝者で第4シードの日比野菜緒(LuLuLun)はノーシードから勝ち上がってきたクリスティーナ・プリスコバ(チェコ)に3-6 6-2 3-6で敗れ、大会連覇はならなかった。試合時間は1時間46分。
この結果でプリスコバは、日比野に負けなしの3連勝。2014年と15年に福岡(ITF5万ドル/砂入り人工芝コート)で対戦し、いずれもプリスコバがストレートセットで勝っていた。
昨年の大会では決勝でドナ・ベキッチ(クロアチア)を6-2 6-2を破り、WTAツアー初優勝を果たしていた日比野。今大会では1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のコモラ・ウマロバ(ウズベキスタン)を6-3 6-1で、2回戦で尾﨑里紗(江崎グリコ)を7-5 6-1で退け、準々決勝は第6シードのレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)の途中棄権で勝ち上がり、準決勝では第9シードのデニサ・アレルトバ(チェコ)を6-2 6-3で下して2連覇に王手をかけていた。
ジュニア時代は2010年のウィンブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)を制したこともある24歳のプリスコバ。双子の妹であるカロリーナと組んだダブルスでツアー3勝を挙げているが、シングルスでは初のタイトル獲得となった。
(テニスマガジン/Tennis Magazine)