世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、グランドスラムのトロフィーとランキングは、もはや自分の最優先事項ではない、と言う。ここまで「12」のグランドスラム・タイトルを獲得してきたジョコビッチだが、6月に彼にとって初めての全仏オープ…

 世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、グランドスラムのトロフィーとランキングは、もはや自分の最優先事項ではない、と言う。ここまで「12」のグランドスラム・タイトルを獲得してきたジョコビッチだが、6月に彼にとって初めての全仏オープン優勝を遂げて、4大会連続のグランドスラム・タイトルを獲得したあと、感情的な消耗を感じた、と打ち明けた。  彼は今、「ゴールを再定義したい」と言っている。  ジョコビッチは全仏オープン前に、「心理的に膨大なプレッシャーを感じた。今の僕は、もはやタイトルの数については考えていない」と言っている。ジョコビッチは、肘の故障を理由に10月3日から始まる「チャイナ・オープン」の出場を取り消している。  全米オープンで準優勝した彼は、リオ・オリンピックとウィンブルドンで早期敗退し、冴えないシーズン半ばを経験している。彼は身体問題と個人的問題を抱え、それがここ最近の成績に影響を与えている、と伝えられている。(C)AP