現在のロジャー・フェデラー(スイス)は実にクールだが、子供の頃からそうだったわけではないらしい。若い頃フェデラーが少し激しい気性だったことは知られているが、子供の頃の彼が実は癇癪持ちだったこと…

現在のロジャー・フェデラー(スイス)は実にクールだが、子供の頃からそうだったわけではないらしい。若い頃フェデラーが少し激しい気性だったことは知られているが、子供の頃の彼が実は癇癪持ちだったことはご存知だろうか。信じられない場合は、動画が残っているのでぜひチェックしてほしい。米テニスメディアBaselineが伝えている。彼は物事がうまくいかなかった時は泣き、ミスをした後はラケットをコートの向こうまで滑らせるような子供だった。審判に不平を言い、怒りでボールを叩きつけ、父親と口論したという。

「僕はクールとは正反対だった。でもラケットを投げるのも上手かった。両親にもう1本ラケットを買ってと頼む必要がないように、地面に叩きつけはしなかったんだ」 とフェデラーは語っている。

またフェデラーは、激しさと冷静さの適切なバランスを見つけるのに約2年かかったことを認めている。彼がブリーチブロンドの髪型を変えた頃に、クールさを手に入れたようなのは偶然ではないかもしれない。

フェデラーが癇癪持ちだったというエピソードは新しいものではないが、古くなることもない。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2018年「ATP1000シンシナティ」でのフェデラー

(Photo by Adam Lacy/Icon Sportswire via Getty Images)