本来なら「ATP1000 マイアミ」が行われている予定だったこの時期。今年は新型コロナウイルスの影響のため中止となったが、Tennis TV公式Instagramが過去の同大会の名プレーを公開…

本来なら「ATP1000 マイアミ」が行われている予定だったこの時期。今年は新型コロナウイルスの影響のため中止となったが、Tennis TV公式Instagramが過去の同大会の名プレーを公開している。今回公開されたのは、2012年の2回戦、セルゲイ・ブブカ・ジュニア(ウクライナ)対ガエル・モンフィス(フランス)での名プレー。

名プレーといえばトリックショットが得意のモンフィスだが、今回それを披露したのはブブカだ。ブブカのサーブに対し、モンフィスは浅くリターン。3球目で前に出たブブカに対し、モンフィスはロブを上げる。諦めないブブカは後ろに下がりながらラケットを必死に伸ばしボレー。見事モンフィスのいない方のサイドラインにオンラインで突き刺さった。

実は彼の父親は、1988年「ソウルオリンピック」の陸上男子棒高跳びで金メダルを獲得したセルゲイ・ブブカ(ウクライナ)だ。「世界陸上」でも6連覇を成し遂げており「鳥人」の異名を持つ。そんな父親がいるブブカが、父親を彷彿とさせる跳躍を見せた。

現在テニスツアーは、少なくとも6月7日までは中断することが決まっている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2012年のセルゲイ・ブブカ・ジュニア

(Photo by Matthew Lewis/Getty Images)