プロ野球は30日、各地で3試合が行われた。■日ハム増井は7連勝で10勝目&武田勝は引退登板、SB松本がプロ初登板 プロ野球は30日、各地で3試合が行われた。優勝を決めた日本ハムは若手が躍動。2013年ドラフト1位の渡辺諒内野手(東海大甲府)…

プロ野球は30日、各地で3試合が行われた。

■日ハム増井は7連勝で10勝目&武田勝は引退登板、SB松本がプロ初登板

 プロ野球は30日、各地で3試合が行われた。優勝を決めた日本ハムは若手が躍動。2013年ドラフト1位の渡辺諒内野手(東海大甲府)が2-0の2回に右越えへプロ1号。2014年ドラフト2位で入団した将来の正捕手候補・清水優心(九州国際大付)が途中出場で2安打をマークした。投手陣も、4番手でドラフト1位左腕の上原健太投手(明大)が1回無失点、5番手で2014年のドラフト4位右腕・石川直也(山形中央)が1回無失点と好投するなど、フレッシュな若手がどんどん現れた。先発は今季限りで引退する武田勝が打者1人を三振に抑え、現役最終登板。2番手の増井が7連勝で10勝目。ロッテに3-1で勝利した。

 ソフトバンクは楽天に8-2で勝利。初回、楽天に1点を先取されたが、その裏、中村晃の同点タイムリー、内川の内野ゴロで逆転。2回には松田の本塁打が飛び出した。鶴岡は4回にタイムリー、7回には本塁打を放つなど打線がつながった。ソフトバンク先発の中田が6回1失点。7回からは2014年のドラフト1位ルーキー・盛岡大付出身の松本裕樹がプロ初登板。先頭の三好に左翼席へいきなり被弾したが、後続を抑え、まずまずのデビューとなった。

 阪神は甲子園で9回逆転サヨナラで巨人を下し、6連勝を飾った。1点を追う9回、新人・高山が澤村から投手強襲安打を放ち、シーズン136安打目。球団新人最多安打記録を更新する一本からチャンスを広げ、福留の同点打、最後は俊介の犠牲フライでサヨナラ。先発の藤浪は6回1安打7奪三振で今季最終登板を終えた。巨人はクローザーの澤村が1点のリードを守れなかった。

【パ・リーグ】
◇日本ハム 3-1 ロッテ(札幌ドーム)
勝 増井(10勝3敗10セーブ)
敗 チェン(1勝1敗)
S 鍵谷(5勝3敗3セーブ)
HR【ロ】田村2号【日】渡邊1号

◇ソフトバンク 8-2 楽天(ヤフオクドーム)
勝 中田(7勝3敗)
敗 釜田(7勝5敗)
HR 【ソ】松田27号、鶴岡2号【楽】三好2号
 
【セ・リーグ】
◇阪神 2-1 巨人(甲子園)
勝 金田(1勝0敗)
敗 澤村(6勝4敗37S)