ソフトバンクにとってホーム最終戦となる30日の楽天戦を前に、フレッシュな力が1軍に加わった。■練習後は多くの報道陣に囲まれるも「今のところ緊張はない」 ソフトバンクにとってホーム最終戦となる30日の楽天戦を前に、フレッシュな力が1軍に加わっ…
ソフトバンクにとってホーム最終戦となる30日の楽天戦を前に、フレッシュな力が1軍に加わった。
■練習後は多くの報道陣に囲まれるも「今のところ緊張はない」
ソフトバンクにとってホーム最終戦となる30日の楽天戦を前に、フレッシュな力が1軍に加わった。一昨年秋のドラフトで1位指名を受けた2年目の右腕・松本裕樹だ。1年目は盛岡大付高時代に痛めた右肘の回復に費やしたが、今季は2軍戦9試合に登板して5勝1敗、防御率3.06の成績を残した。
初の1軍昇格は「昨日(29日)の夜、聞きました」という松本は、真新しいアップシューズ姿。「実は、(選手寮のある)筑後に忘れてしまって…。新幹線の中で気づいて、メーカーさんにお願いしてもってきてもらいました」。ホークス2軍は、2日に宮崎でファーム日本選手権を戦うが、松本も宮崎遠征に向けて、すでに荷物をまとめていたという。
多くのテレビカメラ、報道カメラが追う中、武田翔太と並んでアップを行った松本。練習後は、多くの報道陣に囲まれたが「今のところはそんなに緊張していない」と語った。
「まっすぐが特別速いわけではないし、すごい変化球があるわけでもない。全体的なバランスを見てもらえれば。硬くならずに自分のピッチングをしたい」
29日の投手練習後、工藤公康監督は武田翔太を抹消したことについて「中継ぎを少し休ませたいということもある。誰を上げるか? それは楽しみにしといて」と語っていただけに、単なる“1軍体験研修”ではなく、プロ初登板の可能性は十分に考えられる。