中国・成都で開催されている「成都オープン」(ATP250/9月26日~10月2日/賞金総額84万0951ドル/ハードコート)のシングルス2回戦で、ケビン・アンダーソン(南アフリカ)が第2シードのニック・キリオス(オーストラリア)を3-6…

 中国・成都で開催されている「成都オープン」(ATP250/9月26日~10月2日/賞金総額84万0951ドル/ハードコート)のシングルス2回戦で、ケビン・アンダーソン(南アフリカ)が第2シードのニック・キリオス(オーストラリア)を3-6 7-6(6) 6-2のフルセットの末に下し、準々決勝に進出した。  一方、第5シードのアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)はルー・イェンシュン(台湾)に7-6(4) 3-6 6-4で勝った。第6シードのビクトル・トロイツキ(セルビア)は、マルコス・バグダティス(キプロス)を6-3 4-6 6-2で倒し、同じく準々決勝に勝ち上がった。  シングルスはフルセットにもつれた試合がほとんどだったこの日、第1シードのドミニク・ティーム(オーストリア)だけが、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した地元・中国のウー・ディに6-4 6-4と、唯一ストレート勝ちした。

 「彼は非常にいいプレーをしていた。僕のコーチは彼のことを知っていたので、とてもいいアドバイスをくれたよ」と試合後のティーム。  ティームは金曜日に行われる準々決勝で、ラモス ビノラスと対戦する。

 そのほかの準々決勝の顔合わせは、トロイツキ対アンダーソン、第3シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)対ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)、第4シードのフェリシアーノ・ロペス(スペイン)対カレン・カシャノフ(ロシア)となる。(C)AP