コロンビアのボゴタで4月に開催予定だった「クラロ・オープン・コルサニタス」は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止が決定されたWTA(女子プロテニス協会)の大会の1つだ。中止となった大会の多くは延期の可能性を除外し、2021年の大会に向…

コロンビアのボゴタで4月に開催予定だった「クラロ・オープン・コルサニタス」は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止が決定されたWTA(女子プロテニス協会)の大会の1つだ。中止となった大会の多くは延期の可能性を除外し、2021年の大会に向けて動き出している。しかし「クラロ・オープン・コルサニタス」の主催者らは、今年後半の開催に向けて努力していると述べた。Tennis World USAが伝えている。

もともと同大会は4月6日から12日まで開催される予定だった。主催者らは、SNSで「2020年のWTAツアーの一員となれるよう、全力を尽くします」と声明を発表。

さらに声明はこう続いている。「私たちの国への責任として、政府、保健省、ボゴタ市の指示を100%支援し、新型コロナウイルスにより生じた危機を最善の方法で乗り越えるため、大会が予定された日程では開催されないことを正式に発表します」

「スポンサー、一般の方々、報道陣、そして世界中から大会に参加する予定だった選手の皆様のご理解に感謝します。今回のパンデミック危機を乗り越え、人が国境を超え移動しても健康上のリスクがなくなった時に、私たちの新たな決定を発表します」

WTAは当初、大会中止に関してケース・バイ・ケースで対処してきたが、現在6月7日までの活動停止が発表されている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年「クラロ・オープン・コルサニタス」優勝のアマンダ・アニシモワ(右)と準優勝のアストラ・シャルマ(左)

(Photo by Juan David Moreno Gallego/Anadolu Agency/Getty Images)