セレナ・ウィリアムズ(アメリカ)の人生は、2017年に子供を産んで大きく変わった。母親になった時から、彼女はプロアスリートとしての生活と母親としての生活のバランスを取ろうとしている。テニス関連…

セレナ・ウィリアムズ(アメリカ)の人生は、2017年に子供を産んで大きく変わった。母親になった時から、彼女はプロアスリートとしての生活と母親としての生活のバランスを取ろうとしている。テニス関連ニュースサイトTENNIS TONICが伝えた。

セレナはSNS上でも活発に活動していて、Instagramには1200万人以上のフォロワーがいる。彼女はファンとよく交流をしており、Instagramのストーリーで“美しさを保つコツ”もシェアしている。普段は夜のメイクアップルーティンのハイライト動画を公開しているが、最近、朝のメイクアップルーティンも公開。その動画には娘のオリンピアちゃんも登場していた。

セレナが朝のメイクルーティンについて紹介しようと集中する間、オリンピアちゃんはメイク道具で遊んでいた。しかし、2歳の娘が繰り返しフレームに出たり入ったりするため、何度も動画を撮り直さなければならなかった。セレナはメイクをしながら、周囲でうろうろする娘に対してとても辛抱強い様子を見せた。38歳の彼女は普段、「こんな感じで起きた」というタイトルで美しくなるコツをまとめた短い動画をいくつかInstagramに投稿している。

セレナは、母親としての新しい生活を喜んで受け入れている。しかし、最近になってプロ選手としての生活と、家庭生活とのバランスを取ることは難しいと打ち明けた。先日、彼女は働くママの努力を讃えるメッセージをInstagramに投稿。娘を産んでからというもの人生が劇的に変わり、家族との時間を過ごした後に疲れを感じながらもテニスの試合に向かっていると語った。しかし、彼女はそれでもテニスコート上で高いレベルをキープしてきたのだ。

1月の「ASBクラシック」で出産から復帰後初のタイトルを獲得したセレナ。「全豪オープン」では安定した試合を見せながらも、3回戦でワン・チャン(中国)に敗れた。だが落胆を引きずらず、「フェドカップ」予選ラウンドのラトビア戦でチームを勝利へと導き、アメリカが決勝ラウンドに進出する力になった。

「フェドカップ」予選ラウンド以降は大会に参加せず、家族との時間を過ごしていた。また、2月にはニューヨーク・ファッション・ウィークで自身の最新ファッションデザインを発表。出場するはずだった「BNPパリバ・オープン」と「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/3月24日~4月5日/ハードコート)は大会が中止となった。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2020年「ASBクラシック」でのセレナと娘

(Photo by Hannah Peters/Getty Images)